インナーマッスルを鍛えることでリバウンド一切なし。
「ダイエットを思い浮かべた時、トレーニングを連想する人は多いと思います。しかし、激しい筋トレなどでアウターの筋肉を鍛えすぎるとカラダ全体が大きく見えるうえ、筋肉がガチガチに固まることで柔軟性が失われ、かえって痩せにくい体質になることも」
3児の母でありながら、女性らしい美しいくびれの持ち主である村田友美子さん。姿勢改善コアトレーナーとして、メディアに引っ張りだこの彼女が提案するのは、激しいトレーニングではなく、カラダを正しい状態に整えること。
「正しい姿勢を3か月続けていれば、週1回のジムでのトレーニング1年分と同じくらい、カラダは変わるといわれています。プロの手による整体や骨格矯正ももちろん効果的ですが、大切なのは正しい状態をいかに持続させるかということ。そのためのカギとなるのが、カラダの軸であるインナーマッスルを働かせることです。私の提案する“ユミコアメソッド”は、自宅で簡単にできるセルフケアの方法。インナーマッスルを自然な形で優位に働かせることができるので、ただ普通に生活しているだけで、みるみるボディラインが整い、美しいくびれを手に入れることができます」
「ユミコアメソッド」のやり方
「人の骨格は日々の姿勢のクセや、筋トレなどの影響で歪んでいき、さらに重力の影響もあいまって内臓自体がどんどん下垂していきます。つまり、カラダの歪みが大きいほどお腹がぽっこりするなど、くずれたボディラインの原因に。下垂した内臓を引き上げ、歪んだ骨盤や骨格を本来あるべき正しい位置に戻す。これだけで、見た目は驚くほどに変わります」 そのために必要なのが、インナーマッスルを正しく働かせること。
「特に、内臓を下から支える“骨盤底筋”をしっかり引き上げることが重要です。骨盤底筋は女性の膣の下部にある筋肉で、膣を締めることで働かせることができますが、股関節や腰、お腹まわりの筋肉がそもそも硬い人が多く、そのままでは上手く使えません。そこでユミコアメソッドでは、硬くなった筋肉をやわらかくする“ほぐし”と“ストレッチ”のプロセスに重点を置き、カラダを緩めることで、いつでも膣が締められる状態に導きます」
つまり、インナーマッスルを機能させるためにも、まずはアウターの筋肉をほぐしてカラダをニュートラルにすることが必須。反り腰や猫背など、姿勢の悪さに自覚がある人は、入念に取り入れて。
「ユミコアメソッド」の流れ
【ほぐす】
皮膚の下で筋肉を包んでいる筋膜をほぐすことで、カラダの可動域を広げてインナーマッスルが動く状態に整える。いわゆる筋膜ストレッチのこと。
【のばす】
筋肉の凝りはほぐれても、時間が経つと戻ってしまう。ストレッチでカラダをしなやかにすることで、縦に伸びる姿勢をしっかりキープする。
【膣締め(骨盤底筋を引き上げる)】
「ほぐす」+「のばす」で姿勢が正しく整ったら、“膣締め”で骨盤底筋を強化。意識しなくても勝手に膣が締まるカラダになるのが理想。
村田友美子さん 姿勢改善コアトレーナーとして、スタジオ『Yumi Core Body』を主宰。女性らしいしなやかなカラダづくりに定評があり、女優やモデルも多く通う。
※『anan』2019年2月27日号より。写真・小笠原真紀 スタイリスト・仮屋薗寛子 ヘア&メイク・甲斐美穂(ROI) 取材、文・瀬尾麻美
(by anan編集部)
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