Q:左右で胸のサイズがだいぶ違うんです
【ナイトブラをつけることで、胸が一方に流れるのをストップ!】
「顔が左右非対称であることと同様、生まれつき、バストに左右差がある人はたくさんいます。ただ、バストは脂肪でできており、眠っているときの体の向きによって一方に流れていき、左右差が生じるという可能性は考えられます。そのため、睡眠時もブラジャーをつけ、バストをきちんと固定することが解決の第一歩。アンダーバストの血流を止めない、太いストラップのナイトブラを選びましょう」(エステティシャン・緒方玲子さん)
Q:最近、かなり胸が垂れてきたような…。
【ブラジャーでの予防とセルフマッサージでケアを】
「バストを上向きに引っぱるクーパーじん帯は、運動などで胸が揺れると切れることがあり、バストが垂れる一因に。一度垂れると戻りづらいので、サイズの合ったブラジャーで支えるなど予防が大事になります」(KM銀座クリニック銀座院院長・増田路子先生)「トイレ時にブラをつけ直すなど、正しい位置を保つことも大切。また、デコルテまわりの筋肉が硬くなると血流不良になり、下垂しやすいのでマッサージで対策を」(緒方さん)
Q:私の胸、あまりにも小さすぎるんです。何とかなるものですか?
【ツボ押しで、女性ホルモンと乳腺にアプローチ!】
「バストの土台となる大胸筋を鍛えることで、サイズアップをすることは可能です。また、ツボ押しも有効。ひとつは、乳間と、左右の乳首を結んだ線の交差点より少し上のところにある“だん中(ちゅう)”で、女性ホルモンの分泌を促すことが可能。もうひとつの“天渓(てんけい)”は、乳首と同じ高さのボディとバストの境目にあるツボで、乳腺の発達を促します。その結果、乳腺の周りに乳腺を保護するための脂肪がつきやすくなります。ゆっくりと、イタ気持ちいいくらいの強さで押してみてください」(緒方さん)
Q:ハト胸なのに胸がない。陥没しているようにすら見えます。
【将来の下垂のほうが心配。予防に力を入れてみて】
「胸壁が前に突き出ている状態のハト胸は、それ自体は何の問題もありません。悩みとして多いのは、服を着たときの見た目に比べ、実際のカップが小さいことや、土台となる大胸筋が衰えると垂れやすくなってしまうこと。前者は仕方がないですが、後者は大胸筋をほぐして血流をよくすることで予防できます。鎖骨に指を入れてリンパ腺を刺激、大胸筋を優しく押す、鎖骨の上側を円を描くなどのマッサージをしてください」(緒方さん)
Q:胸が離れすぎていて、谷間なんて全然できません!
【リンパマッサージで乳腺を刺激して、目指せサイズアップ】
「谷間ができない人のなかには、デコルテ部分の血行や、リンパの流れが悪くなっているケースが多くあります。ポイントは、マッサージをして詰まりを取ること。乳腺まわりの流れが活発になって脂肪がつきやすくなり、その結果、サイズアップして谷間ができやすくなるのです。また、バストの脂肪がサイドに流れていかないよう、この場合もナイトブラでキープしましょう」(緒方さん)
バストアップできるリンパマッサージ術
- トップを揉む…まずはクリームを塗り、バストトップの周りを優しく揉む。硬くなった乳腺を刺激できる。
- わき下をほぐす…大きなリンパ腺があるわき下を揉む。ここに詰まりがあると、バストが垂れやすくなる。
- わき下の肉を移動…ほぐして柔らかくなったわき下の脂肪を、流すように移動させ、バスト部分に持ってくる。
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