「一般的に、1人当たり1日2〜3Lがガイドライン。喉が渇いたな、と感じたときにはもう脱水症状が始まっています。命を守るためにも、飲料水は最優先に考えて用意してください。大量の水の確保もさまざまな方法で無理なくできます」(危機管理アドバイザー・国崎信江さん)
冷蔵庫、冷凍庫にも水をストック。
ひとり暮らし女子の部屋に、ペットボトルを大量に備蓄するのはスペース的にも大変。「製氷機の氷や、ペットボトルの水を冷凍庫で凍らせていれば、停電のときは保冷剤の代わりに。解ければ飲料水として使えて、一石二鳥」(国崎さん)。よく飲むジュースなども多めにストックし、切らさないように。これも立派な備蓄です。
ウォーターサーバーも防災に便利。
「ウォーターサーバーは1本当たりの容量が多いため、いざというときに慌てる必要がありません。停電時でも使える機種がほとんどで、口をつけたりすることもあるペットボトルよりも衛生的という利点も」(「一般社団法人 防災ガール」代表理事・田中美咲さん)。定期的にボトルを補充してくれる契約にすれば、うっかり切らすこともなくなり、ぐっと楽に。
これ便利! どんな汚水も飲み水にします。
飲み水を作ってしまうのも手。どんなに汚れた水も、特殊なフィルターで浄水して飲み水に。フィルター1個で約380l分浄水が可能。セシウム除去にも対応。セイシェル サバイバルプラス携帯用浄水ボトル¥7,800(ヴォーテックス TEL:03・6451・0644)