土用の丑は今年1回だけ!? 7月の“ラッキーデー”はいつ?

エンタメ
2021.06.12
さまざまな占いや暦の中には、1年間に何日かスペシャルな日が存在します。今回は、人気占い師の水晶玉子さんが、7月の“幸運日”をピックアップ。

7月の「ラッキーデー」

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28日は今年1回だけの土用の丑。リセットする日、自己表現をするといい日、自由になる日など、活発なアクションが吉と出る月。

【7/7】夏に向けて気持ちの切り替えを。願い事を書いて視覚化してみて。

・二十四節気「小暑」
・七夕

「二十四節気」は太陽が天球を移動する道(黄道)を24等分したもので月の運行による旧暦に季節を取り入れるため中国で考案されました。「小暑」は梅雨明けのころで次第に暑さが増すとき。ちょうど「七夕」でもあり、短冊でなくても何かに願い事を書くのもよいかも。「暑中見舞い」はこの日から。七夕には「織姫の糸」として素麺を食べる地方もあります。

【7/10】植物を育て始めるのにいい日。家の整理や家族に連絡を。

・蟹座の新月

蟹座は家庭や家族、自分のベースになる場所などを象徴する星座。だからこの日は、早く帰って家族サービスをしたり、親や身内的な人と話したりしてみては? 住まいを整えたり、自分が落ち着ける場所で過ごすのもよいでしょう。蟹座は母性や育てる力を表す星座でもあり、観葉植物を育て始めたり、何かを「可愛い」と思う気持ちを大切にしましょう。

【7/15】新しいことを始めるのにいい日。お墓参りでご先祖様と対話を。

・甲子
・大安
・お盆

日にちにも干支があり、60日サイクルで巡ります。「甲子」は、その六十干支の最初の日。60日に一度は巡る日ですが、何かを切り替えたい、リセットしたいときにはよいきっかけとして使って。またこの日は「お盆」。仏教の死者の苦しみを救う行事と日本の祖霊信仰が融合した「お盆」は、ただの休日にするのではなく、墓参りしたり、亡き人と心で対話を。

【7/19】マンネリな物事に変化を! リセットするのもアリ。

・土用の入り

「土用」とは「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前の約18日の期間のこと。東洋の思想「五行」の考え方では、この「土用」には「土の気」が強くなります。「土用」は春、秋、冬にもありますが、「立秋」前の夏の土用が有名。ちなみに干支の「丑」は土の気なので「土用の丑」の日は強化された土の気に負けないため「う」のつくウナギやうどんを食べてみてください。

【7/21】これまでの過去から脱却して新しい一歩を踏み出す日。

・一粒万倍日
・大安

「一粒万倍日」と「大安」は、時々巡ってくる吉日ですが、7月は「未」の月で、2021年干支「丑」とは、物事を断ち切る、変える組み合わせなので、過去を脱却して、新しい一歩を踏み出す日にするのもよいでしょう。

【7/22】情熱と自己表現がキーワード。太陽を感じて過ごしたい日。

・二十四節気「大暑」
・太陽は獅子座へ

二十四節気は太陽の天球上の軌道(黄道)を24等分、西洋占星術の12星座はそれを12等分したものなので、月後半の二十四節気の切り替え時は12星座の変わり目と重なります。「大暑」は文字通り暑さがピークになるころの意味。また獅子座は情熱と誇り、レジャーや自己表現の星座。守護星は太陽なので太陽を感じ、夏の暑さを楽しんで過ごしましょう。

【7/24】勇気あるささやかな変化が幸運をより発展させる。

・水瓶座の満月
・一粒万倍日

水瓶座は友情やネットワーク、常識にとらわれない革新的発想を司る星座。だからこの日、とらわれていることから自由になれば、とても楽になったり、画期的なアイデアが浮かぶかも。考え方を柔軟にして苦手な人も受け入れたり、声をかけてみれば、素敵なつながりが生まれることも。そんなささやかな変化が「一粒万倍日」の発展のきっかけになりそう。

【7/28】再来年へ向けての準備期間の始まり。前半のリベンジをするならココで。

・木星が水瓶座に戻る
・土用の丑

5月14日に魚座に入った幸運の星・木星がこの日、水瓶座に戻ります。今年前半に何かやり残しているように感じている人、ダメだったことにもう一度挑戦したい人にはチャンス到来。リベンジしましょう。逆に木星が魚座にあった約2か月半の間に新しい一歩を踏み出した人は、それをトライアルとして、ここからは2023年に本格的に進むための準備期間として時間を使って。また28日の干支は「丁丑」で土用の丑の日。今年は1回だけです。

水晶玉子さん 占術研究家。西洋、東洋の枠を超えて占術を研究。オリエンタル占星術などオリジナル占術も多く、高い的中率で支持を得る。『水晶玉子のオリエンタル占星術 開運暦2021』(集英社)が発売中。

※『anan』2021年6月16日号より。イラスト・深川 優 監修・水晶玉子

(by anan編集部)

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