映画と演技に出合ったら毎日が楽しくなりました。
女優になろうと決めたのは大学生の時。「大学が嫌で、違う場所に行きたくなり演技のワークショップに参加したんです。その頃から“好き!”と思える映画に次々出合って。自分もこの世界に、と思うようになりました」。
それから3年経った今、数々の映画に出演。公開予定の『猿楽町で会いましょう』では主演を務める。「つかみどころのない女の子の役。私もつかみどころがないと時々言われますが、ぼーっとしているだけ(笑)。コメディ作品にも出てみたい。劇場で人が笑ってるの、好きなんです」
『NANA』の登場人物に怖いくらい惹かれます。
みんな魅力的ですが、特にナナとレン。不安定なところにぐっときちゃう。
プロジェクターを最近買いました!
ミステリーなど、ダークな作品を見ることが多いけど、アニメも好き。
いつもポーチに入れて持ち歩いています。
村上春樹さんの『スプートニクの恋人』。好きすぎて、手放せないんです。
いしかわ・るか 1997年生まれ。『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督作品『イソップの思うツボ』で主演。公開予定の映画『猿楽町で会いましょう』で主演を務める。
※『anan』2020年10月28日号より。写真・土佐麻理子 文・間宮寧子
(by anan編集部)