短時間で、複数の中から最適なひとつが選べる(例:メニュー選び、買い物、人事採用)。
時間をかけずにベストな選択をしたい、というときに有効なのがこのツール。向いているのは、メニュー選びなど“感性”に訴えかけるもの。人事採用といった時間をかけたほうがいいような事例も、相手との相性を重視するなら、フィーリングという意味でこれを活用するのが得策。
<例題>
メガネを新調したい! いろいろある中から、何を選ぼう。
STEP1:「お山の大将」を選ぶ。
複数の候補の中から、ひとまず目についたものを「お山の大将」とする。対象となる候補の数は、頭の中で扱いきれる数、つまり10個(人)以内が望ましい。
例)たくさんのメガネから、とりあえず目についた“丸い黒縁”を「お山の大将」にする。
STEP2:大将と比較する。
残りの候補から1つを選び、「お山の大将」と比較。より良いほうを残す。
例)店を回りながら、他の形や素材と比較。その中から「お山の大将」を、より自分に似合うと感じた“べっ甲のメガネ”と入れ替える。
STEP3:最後まで繰り返す。
STEP 2で選んだより良い「お山の大将」と、また別の候補を比較。それを繰り返し、最後まで残った「お山の大将」が、最も良い選択肢と結論づけられる。
例)“べっ甲のメガネ”の中から、別のフォルムのものをかけて試し、良いほうを残す。気になるものを試して、最後に手元にあるものがベスト。
読書猿さん 読書家。ブログなどでフォロワーから質問を受け、それに合う本を紹介。処女作『アイデア大全』(フォレスト出版)に続き、『問題解決大全』(同)が大ヒット。https://readingmonkey.blog.fc2.com/
※『anan』2019年1月30日号より。イラスト・林田秀一 取材、文・保手濱奈美
(by anan編集部)
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