ここでしか会えない! 15年ぶりの「ドラえもん展」には村上隆も出品

エンタメ
2017.11.05
おなじみのキャラクター・ドラえもんが有名アーティストとコラボ。ここでしか会えないドラえもんに出会える『THE ドラえもん展 TOKYO 2017』が開催される。
ドラえもん1 (1024×505)

もしも「あなたのドラえもんを作ってください」と頼まれたら? 誕生からすでに半世紀近く、日本のみならず世界の子どもたちに夢を届けてきた国民的キャラクターをテーマに、今をときめくアーティスト28組が新作に取り組んだ。2002年の「THE ドラえもん展」以来、15年ぶりの試みだ。

村上隆、蜷川実花、奈良美智ら現代美術シーンのトップランナーをはじめ、近藤智美、篠原愛、山本竜基ら勢いのある若手作家も数多く参加。“ドラえもん世代”をもって任ずる彼らが、おなじみの物語をどのように生まれ変わらせるか興味深いところ。他にも増田セバスチャンによるカラフルなぬいぐるみ、黒板アートで話題のれなれなの作品も注目だ。

ドラえもん2

村上氏いわく「ドラえもんの偉大さを我々アーティストがどう読み解くかが、この展覧会のテーマ。改めて原作の世界観の素晴らしさが伝われば嬉しい」。

一部を除き作品撮影もOK。ここでしか会えないドラえもんとの記念撮影はいかが?

ドラえもん3
『THE ドラえもん展 TOKYO 2017』 森アーツセンターギャラリー 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52F 開催中~2018年1月8日(月)10:00~20:00(火曜~17:00 入場は閉館の30分前まで) 無休 入場料1800 円 TEL:03・5777・8600(ハローダイヤル)

写真1枚目 村上隆さんの作品。 あんなこといいな 出来たらいいな (C)2017 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co.,Ltd.All Rights Reserved. (C)Fujiko-Pro
村上隆 1962 年生まれ。アーティスト。漫画、アニメなどをベースにした作品が海外で高く評価され、世界各地で個展を開催。本作では全出品作中唯一、作者の藤子先生が登場している点に注目を。

写真2枚目 山本竜基さんの作品。 山本空間に突入するドラえもんたち (C)YAMAMOTO Ryuki (C)Fujiko-Pro Courtesy of Mizuma Art Gallery
山本竜基 1976 年生まれ。日本画家。複数の自画像をダイナミックな構図で描いた作品で注目される。本作は故障したタイムマシーンが自画像が増殖した異次元空間に迷い込むという設定。

写真3枚目 篠原愛さんの作品。 To the Bright ~のび太の魔界大冒険~ (C)Ai Shinohara (C)Fujiko-Pro
篠原 愛 1984 年生まれ。画家。古典的な油彩の技法で独自の絵画世界を描く。『映画ドラえもん のび太の魔界大冒険』の1シーンがモチーフ。リアルな画風とキャラクターの対比が面白い。

※『anan』2017年11月8日号より。文・松本あかね

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