“ミステリー”“豪華客船”“釣り”“ドローン”“部族”という5つの視点から、地球一周を行う冒険バラエティ。そのなかで池崎さんは、珍しい“怪魚”を釣るために、世界の海や川を訪れる。
「初レギュラーということで嬉しい半面、最初はどんな番組になるのか想像がつかなかったです。だって、“怪魚”なんて言葉、初めて聞きましたからね。しかも、初対面の怪魚ハンターと一緒に旅をしないといけないし、ロケに行く場所もスケジュールも謎。台本もないので、正直、不安でした。魚もめちゃちゃデカいし、そもそも、濁った水に入ること自体、怖いじゃないですか? ただ、池崎は、そんな過酷な状況にも、すぐ慣れちゃうんですよね~!」
ロケ期間は2週間と長い。でも…。
「僕に与えられたオンエアの時間は、短い…。よくいえば、スーパー濃縮された映像ですけどね。最初に訪れたタイでは、取材に同行した真面目な教授が、ハイテンションな僕につられて徐々に陽気になっていったんですけど、そういう細かいストーリーも放送してほしい。スタッフさん、池崎にもっと時間をください!」
海外でも、池崎さんは大人気。
「叫ぶと、最初はみんな“うわっ”という目をするけど、一定ラインを越えると爆笑し始める。叫ぶ芸は万国共通だと実感しましたね。タイでは“パムラックムアンタイ!(タイを愛しています!)”と叫んでいれば無敵でした。ただ、この衣装でのロケは本当にツラい。日焼けもするし、虫にも死ぬほど刺されます。全部で4着あったのに、1着をタイでエイを捕まえたときに泥水でダメにして、今は3着に」
過酷な撮影が続くと、元気な池崎さんにも変化が表れる。
「疲れて寝ていたり、ディレクターとケンカをすることもあります(笑)。とはいえ、普段と違う釣りと池崎の組み合わせは、我ながらカッコいい。“泥水もしたたる、いい池崎”を、味わってください!」