「正しい呼吸」を体にインプット! シンプルな「4ステップ」を実践

ライフスタイル
2017.03.23
意識せずに行っている「呼吸」。実は正しくできてない人が多い。カギを握るのは“横隔膜”と“胸郭”。本来の動きを学び、正しい呼吸を体にインプットしよう!
呼吸

知らない間に悪い呼吸パターンが刷り込まれていても、姿勢とともにリセットすることはできる。

「横隔膜と胸郭の動きを引き出す4ステップの修正トレーニングを行えば、悪い呼吸から抜け出せて姿勢もキレイに整ってきます」(リハビリコーディネーター・高橋忠良さん)

4ステップは(1)息を吐く⇒(2)息を吐き切る⇒(3)息を止める⇒(4)息を吸い込むと、とてもシンプル。

「通勤電車やデスクワーク中など、椅子に座った姿勢でも行えます。自宅でも仰向け、四つん這いなど姿勢を変えてやってみましょう」

(1)ため息をつくように、口から息を吐く。

深呼吸をするときのように、がんばって息を強く吐こうとすると、体全体が緊張してしまうからNG。肩の力を抜いて「ふぅ~」とため息をつくように口から息を吐く。

(2)リラックスしたまま、息を吐き切る。

1で「ふぅ~」と息を吐いたら、そのまま細く長く吐き切る。誕生日ケーキに立てられたロウソクを吹き消すときのようにムキにならず、リラックスしてゆっくり吐こう。

(3)息を3~5カウント止める。

横隔膜の動きの幅が狭く小さい人が多い。そこで横隔膜を目覚めさせるために、息を吐き切り、いちばん上がった状態で力まずに息を3~5カウント(3~5秒)止めてみる。

(4)姿勢を崩さずに、鼻から息を吸う。

息を止めてから、鼻から息を「す~っ」と優しく吸う。肺が空っぽに近くなっていれば、自然に新鮮な空気が流れ込んでくる。背中や腰を反らして無理して吸おうとしないで。

高橋忠良さん リハビリクリニック「ガーディアンズ アスレティック トレーニング&セラピー」主宰。米国でスポーツ医学を学び、最新理論に基づく施術を行う。

※『anan』2017年3月29日号より。イラスト・中根ゆたか 取材、文・井上健二

(by anan編集部)


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