ワインの銘醸地として知られる八ヶ岳エリア。秋の味覚と美酒のマリアージュを堪能する旅へ。
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高原の恵みが詰まったテロワールに触れる
長野県と山梨県にまたがる八ヶ岳。美しい山岳景観に囲まれた八ヶ岳エリアは、標高差1000mの立体空間が広がり、天空のリゾートと呼ばれ長く親しまれてきた。八ヶ岳から流れてくる清らかな水に恵まれ、米や野菜など良質な農作物が育つ場所でもあるが、高品質ワインの産地としても注目の的。
高原の冷涼な気候がブドウの生産に適していることから、この地に魅せられた造り手たちが栽培からワインの醸造までを一貫して行い、唯一無二の味わいを生み出している。なかでも山梨県北杜市は、日本で初めてワイン特区に認定されたエリアで、個性的なワイナリーが続々と誕生している。そんな八ヶ岳エリアのテロワールが織りなす豊かな恵みを存分に堪能できるのがリゾートホテル「リゾナーレ八ヶ岳」。洗練された街並みと非日常空間が広がり、多種多様なおもてなしで、この地のワインや旬の食材との出合いを楽しめる。

リゾナーレ八ヶ岳内のショップ『八ヶ岳ワインハウス』で提供している「VINO BOX」¥2,800は、おすすめワイン2種+おつまみ4種がセットに。気軽に持ち運んでメインストリート「ピーマン通り」や客室で楽しめる。
土地のワインの豊かさに触れる様々な体験を提案
八ヶ岳を望む爽やかな風が吹き抜ける標高960mの山麓に、イタリアの山岳都市を思わせる街並みが広がる。約7.5haの敷地を有するリゾナーレ八ヶ岳は、世界的な建築家であるマリオ・ベリーニ氏がデザインしたリゾート。自然に溶け込むかのように設計された全172室の客室のほか、全長160mの石畳にショップが連なるピーマン通り、自然を活用したアクティビティなど、充実した設備が整い、八ヶ岳の魅力を満喫しながら、のんびり過ごせる。
さらに最近は“ワインリゾート”として進化を遂げ、山梨や八ヶ岳エリアのワイン文化を醸成させ、発信する場として話題を集めている。たとえばメインダイニング『OTTO SETTE』のワインのラインナップは山梨とイタリアに厳選し、約2000本のワインから料理に合わせてソムリエがペアリングを提案してくれる。夕景の中でワインを楽しむ葡萄畑アペロのアクティビティも評判。『八ヶ岳ワインハウス』は、山梨と長野のワインのみを取り揃え、25mlから気軽にテイスティングできる。滞在を通してワインを楽しめるので、通でなくとも、自分好みの一本に巡り合えるはず!
ピーマン通りで開催! 八ヶ岳ワインフェスタ2025
11月1~3日にピーマン通りで初開催されるワインの祝祭イベント。200銘柄の山梨産ワインが勢揃いし、40mlから味わえる。さらに2日の23:45からは宿泊者限定で、山梨ヌーボーの解禁を祝うセレモニーも!
Information

リゾナーレ八ヶ岳
ボルドーカラーで統一された人気の客室「ワインスイートメゾネット」。この客室のためにソムリエが厳選したワインを収めたセラーやタンブラーを備え、ワイン三昧の滞在が叶う! 『OTTO SETTE』の秋限定ディナーコース1名¥18,000、ペアリングコース¥9,500(~12/3)。
北杜市小淵沢町129-1 TEL. 050-3134-8093(リゾナーレ予約センター) 1泊1名¥25,000~(2名1室利用時) チェックイン15:00 チェックアウト12:00 アクセス/JR小淵沢駅から車で約5分※無料送迎バスあり
anan 2468号(2025年10月22日発売)より
MAGAZINE マガジン

No.2468掲載
秋の推し旅2025
2025年10月22日発売
anan恒例の旅特集!今回は“大人の遠足旅”をテーマに国内外、この秋行きたい場所をピックアップ。朝ドラで注目の松江をはじめ、ワインや栗、新米を堪能する八ヶ岳&諏訪のヌーボー旅、いまおさえたい北陸3県ときめき旅のほか、旅慣れた賢者が勧めるタイ・ソウル・台北・香港の週末旅プランなど、内容盛りだくさん。 私たちの毎日を彩った、食、暮らし、健康、美容、ファッション、そしてカルチャーたち。その輝きの数々をキーワードに落とし込み、ジャンル別にあらためてピックアップ。今年大活躍の白石聖さん、しなこさんも豪華に登場!





































