今号の「女性が撮る、女性のカラダ」企画では、バラエティ番組や映画などにも出演し、人気を集めるセクシー女優・モデルのMINAMOさんを、グラビアで活躍されている女性カメラマンの島田彩枝加さんに存分に撮り下ろしていただきました。
撮影は、7月の頭、気温30度を超える蒸し暑い日に行われました。テーマは「気の置けない友だちと、お泊まり会の日」。そこで、撮影の舞台となったのは島田さんのご自宅! 撮り下ろしのポラやヴィンテージの古物、ターンテーブルに山積みのレコードと、島田さんの好きなものが詰まったお部屋は、ハウススタジオさながらでした。
すでにMINAMOさんのフォトエッセイ『惑溺』でタッグを組まれていたお二人は、その際に島田さん宅での撮影も経験されていたということで、顔を合わせるなり「ひさしぶり〜!」と、友だちの表情に。スタイリングも島田さんが担当され、MINAMOさんの曲線美を存分に引き立てる、ヘルシーでキュートなアンダーウェアをたくさん見つけてきてくださいました!
また、音楽や映画などカルチャーに造詣の深いMINAMOさんが、撮影中のBGMをセレクト。踊ってばかりの国やChara、イエロー・マジック・オーケストラなど、オリジナルのプレイリストは蒸し暑い夏の空気にぴったりで、そのセンスに脱帽。
ベランダでスイカを食べるシーンでは、何回もスイカの種を飛ばしてくれた、とってもチャーミングなMINAMOさん。スタッフ陣も思わず特大の笑顔に!
そんな和気あいあいとした雰囲気の中でも、お互いが求めるカットに向けて、お二人がミリ単位で角度やポージングを調整していく様子は圧巻でした。普段、フィルムカメラで撮影されることが多いという島田さん。現像してみるまでは全貌がわからないからこそ、現場での擦り合わせも熱がこもります。
アフタートークでは、体に対して思うこと、体を写すということについてお二人に語っていただきました。コンプレックスもチャームポイントもまるごと受け入れたら、それが自分らしさへとつながっていく。そんなメッセージが込められた、勇気がもらえるカットの数々をぜひ誌面でご覧いただけたらうれしいです。(AS)
MAGAZINE マガジン

No.2458掲載
愛とSEX
2025年08月06日発売
平成景気のさなかの 1989 年。「女性ファッション誌」として、当時の女性の目線での SEX を特集。そのセンセーショナルな内容は、表紙を飾った金子國義さんのファッショナブルなイラストレーションと共に圧倒的支持を得ました。メンタル、フィジカル、メディカル、さまざまな視点から、愛と SEX をテーマに、時代の気分や社会状況なども反映させて特集してきました。現在も年間 50 冊以上の特集を刊行するanan の中で、一年を通じて最大部数を誇る名物企画。毎年、表紙とグラビアにご登場いただく方は、社会現象ともいうべき話題に。愛のある幸せな「SEX」を、年に 1 度、特集し続けています。