1位は、勉強に関する後悔。もっと勉強してればよかった…。
Q.大人になって後悔したことはありますか?
ほぼ全員が「タラレバ」を抱えてます。
なんと95%ものanan女子が、何かしらの後悔を抱いていることが明らかに。後悔している時期としては、選択肢が広がり自由に過ごせる大学時代に集中しました。気になるその内容は、下の棒グラフをチェックして。
Q.後悔のカテゴリーについて、近いものを教えてください。(複数回答)
恋はいまでもできるけど、勉強はそうはいかず。
1位は学び。社会人になってから、勉強不足から恥をかくといったエピソードがたくさん寄せられました。2位は恋愛。別れた彼や諦めた恋の行く末に未練を抱く人もチラホラ。後悔先に立たず、いまを大切にしたいものです…。
Q.その後悔を解消するために、いま何かしらの行動や投資をしていますか?
わかってはいるけど、動けないのが現実。
後悔に対して、具体的なアクションを起こせている人は47%。つまり、半数以上の女子は日々、後悔を抱きながら生活をしているということ。忙しさで紛らわすことはできても、できればスッキリ、解消したいものです。
Q.社会人になったいま、もう一度「学び直し」の機会があったなら、学び直したいと思いますか?
方法がわからないけど、やる気ならあります!
具体的な解決策こそ立っていないものの、学びへの意欲はとっても高いことが明らかに。時間やお金、スクール探しなどネックとなる課題が解決されれば、anan女子が勉強に精を出す日々も、そう遠くなさそう…!
Q.「もっと勉強しておけばよかった」 「学び直したい」と思うことはありますか?
いまになってわかる、大学時代の恵まれた環境。
「高い授業料を払ったし、もっと学ぶべきだった」(24歳・フリー)など、遊びやバイトに夢中だった大学時代を悔やむ人も。後悔先に立たずとはいえども、実践の場を経験して初めて、学びの重要性に気づく人が多いんです。
Q.「学び直し」について、ネックとなる課題があれば教えてください
2位 お金がない
3位 どのスクールに行けばいいのかわからない
忙しい毎日の中では、勉強の優先順位は低め。
仕事に恋にプライベートにと、多忙な日々を送るanan女子には、勉強に割く時間はもはや残っていないよう。金銭的な問題や、生活圏内で通いやすい教室を探す手間も、学び直しが遠ざかる原因になっていました。
Q.学び直しができるなら、どんなことを学びたいですか?
2位 プログラミングなどweb、PC系
3位 歴史や古典
語学=世界を広げるパスポート!
「英語を話せれば仕事の幅が広がりそう」(35歳・営業)、「留学して海外文化についてもっと知りたい」(29歳・事務)など、英会話で自分の可能性を広げたい人が多数。その他、IT系で手に職つけたい声が目立ちました。
Q.もし昔に戻って当時の自分に何か伝えられるなら、何を言ってあげたいですか?
●いっぱい勉強しなさい! 本をたくさん読みなさい! 自分の強みを作りなさい!(26歳・マーケティング)
●きちんとお金を貯めて、2〜3年ぐらい留学に行ってこい。(29歳・事務)
●そのままだと、そのまま年取るだけだ。(28歳・事務)
●たくさん勉強したほうがよいぞ!!!(33歳・自由業)
●株じゃなくて、違う投資にしましょう。(36歳・IT関連)
●手に職をつけろ。(31歳・事務)
●授業を生かして英語を身につけて!!(22歳・モデル)
●人生一度きり。人生の先輩の話を聞きなさい。(34歳・事務)
●こんなに学べる時間があるのは今だけ。知識は生活を豊かにしたり、人脈を広げたり、得することばかりだよ。(30歳・営業)
Let’s MANABINAOSHI
いま、“学び直し”を始める人が増えています。隙間時間にオンラインで学び、自分を変える!
anan総研から、“学び直し”に意欲を燃やす3人が登場。重要だとはわかっていても、 なかなか確保できない勉強時間。解決のカギは、オンラインと隙間時間の活用にありました。
(左から)anan総研No.238 夕貴さん 27歳・モデル/教育学部を卒業し、営業職へ。その後フリーモデルに転身し、念願の語学留学へ。現在は海外での仕事にも挑戦するように。「賢くて素敵な女性になりたい!」anan総研No.185 大西真由さん 31歳・ウェブデザイナー/美術大学造形学部出身。一般教養とアートどちらも勉強したものの、定着度はイマイチ。当時の自分がもっと勉強していれば…と後悔中。anan総研No.256 平野絢子さん 29歳・フリーPR/家政学部卒、グラフィックを専攻。大人になってから幅広い教養を身につけることの大切さに気づき、いま焦りを感じている。
これならできる! 学び直し習慣化のコツとは。
夕貴 アンケートによると、大人女子が抱く後悔の第1位は「学びについて」。勉強について後悔していること、何かある?
大西 私は美術大学に通っていたんだけど、大人になって初めて、有名な先生の講義が受けられることのありがたさを知った。あの頃ちゃんと学んでいたら、アート作品を見る楽しみも、もっと深まったはずなのに…。
平野 私は教養を身につけることの大切さを痛感してる。学生の頃の勉強はテストを乗り越えるための暗記が中心で、きちんと習得できたものは少なくて。仕事で後輩ができたり、将来子供を育てることを考えると、モノを知らないのは恥ずかしい。
夕貴 わかる。ニュースや時事ネタの話を急に振られた時にも、教養のなさってバレちゃうよね。意見を言えずもたもたしてると、「あ、この子知らないな」って諦められた感じがして悔しい。そのあとすぐ検索して理解しようとするけど、それは応急処置でしかなくて。
大西 学生の時に大人たちに散々言われた「いま勉強しておいたほうがいいよ」という言葉の意味が、やっとわかってきたよね。当時は聞き流していたけど、「本当に貴重な時間なんだから、頑張って勉強しな!」って、あの頃の自分に言いたい(笑)。
平野 夕貴ちゃんはどう?
夕貴 私は教育学部で、子供を褒めながら育てることの大切さを学ぶ中で、英語に興味を持つようになったの。英語って、人を褒める表現が豊富なんだよね。留学して実践的な語学を学びたいと思ってたけど、営業職に就いてからは忙しさを言い訳に、ずっと逃げてきたの。
大西 仕事と勉強との両立は、なかなか難しいよね。
夕貴 そうなんだよね。でも3年前にフリーモデルに転身して、前よりも時間に融通がきくようになったある日、駅で迷っている外国人を見かけたんだよね。助けてあげたいのに、英語で説明できる自信がなくてスルーしてしまったことが心苦しくて。
そこで、目を背けてきた英会話を、いまこそ学び直そうと決意したの。それで昨年の10月、セブ島に語学留学をしてきたよ。
平野 実践していて、本当にえらい! 学び直してみて、どんな変化があった?
夕貴 英語を習得したら、感情表現の幅が広がったし、なんと海外カメラマンとお仕事する機会もいただけて。自分の可能性が拓けた実感があるよ。それと、いまでは困っている外国人に道案内もできるから嬉しい♪
大西 素晴らしいね。私もいつまでも言い訳してないで、そろそろ学び直したい…。とはいえ、忙しい毎日の中で学びの習慣をつけるのって、なかなか難しいんだよな〜。
平野 私もいま、フリーランスとして国内いろんなところを飛び回りながら仕事をしてるから、決まった時間に教室に通うのが難しくて。毎日のスケジュールが変則的だからさ。
大西 自分のニーズに合った教室に出合えるかどうかも、不安だな。教室や習いごと探しからスタートとなると、つい腰が重くなっちゃう…。
夕貴 そうだよね。仕事やプライベートが忙しい中では、学びの時間を確保するのってなかなか大変。だから私は留学する前から、スマホやパソコンを活用して勉強してたよ。
平野 たしかに最近、雑学クイズや英単語帳とか、学習系のアプリが増えてるみたいだよね。
夕貴 私の場合は1日1回、短時間でも英語に触れられるように、映画を字幕で観るのを習慣にしてた。メイク中にも音声だけ流しておいたり、移動中はスマホから続きを観たり。
大西 それなら私にもできそう。家にいたらどうしても怠けちゃうから、週末、早起きしてカフェに行った時に、スマホやパソコンから受けられる教材や講座を探してみようかな。
夕貴 デバイスを活用した勉強なら、いつでもどこでも、隙間時間を使って学べるから続けやすいよね。これ、anan女子が学び直しを続けるコツかも。
平野 なんかやる気が湧いてきた! いまはオンラインスクールもいろんな形態があるみたいだし、さっそく明日から、学び直し生活、始めてみようかな。
Let’s MANABINAOSHI
いまの自分を一歩進めるためにgaccoで“学び直し”を体験してみました。
いま、いつでもどこでも本格講義を無料で受けられるオンライン講座「gacco」で学び直す人が増加中。あなたも学びのタラレバ、そろそろ卒業してみませんか?
学び直したい人のためのサービスがいま話題に。
学び直したい気持ちがあっても、時間や距離など、言い訳はいくらでも出てくるもの。いま、そういった学び直しのネックを取り払い、さらに本格的な講義を充実させたウェブサービス「gacco(ガッコ)」が、賢くなりたい女子たちから注目を集めています。
・32万人が利用している、無料で学べるオンライン講座。
・講義は本格的で、ビジネスから教養まで幅広い。
・ゼミのように、同じ講義を受講する仲間と交流できる。
http://gacco.org/
大学教授など、さまざまなジャンルの講師による本格講義を無料で提供する「gacco」には、年齢、性別、職業などの枠を超えた多様な生徒たちが在籍。ビジネス直結の講座から知的好奇心を満たす講座まで、幅広いジャンルが揃い、教養を身につけたり、仕事に役立つスキルを習得したりと、生徒たちが自己実現に向けてオンライン学習に励んでいます。
そこで、座談会メンバーの中でも特に学び直しへの意欲が高かったanan総研メンバー・平野絢子さんが「gacco」に初挑戦。隙間時間での学びを習慣化したところ、日々の生活や意識にも変化が訪れたようです。いまの時代、“学び直し”はこんなに身近です。
gaccoのオンライン講座、体験しました。
体験講座は【モチベーションマネジメント】
仕事がある日はまとまった時間が取れないので、待ち合わせ時間や移動中など、隙間時間に少しずつ受講しました。パソコンやスマホ、タブレットなどいろんなデバイスからログインできるのも便利。
講義を受けてみて、自分の人生を楽しく生きられるかどうかは、モチベーションの維持にかかっていることを実感。その上で、目標を細かく持ち、達成した時の喜びを感じながら、ポジティブに日々生活していくことの大切さを学びました。このステップはすぐに自分の仕事や生活に落とし込めましたし、これからの働き方や生き方にもいい影響が出そうです。こんどは受講仲間と出会える「対面授業」にも挑戦したいですね。」
【INTERVIEW】
gaccoの“校長先生”、伊能美和子さんが語る学び直しの素晴らしさ。
伊能美和子(いよく・みわこ)さん
株式会社ドコモgacco 代表取締役社長。NTT入社後イベントPRやマーケティングを手がけた後、音楽著作権処理プラットフォームの導入、デジタルサイネージ市場開発に従事。2012年よりNTTドコモにて学び領域の新ビジネス開発を担当。2014年、gaccoを立ち上げ現職に。「学び続ける人を応援します!」
サービス開始から約3年、年齢、性別、職業など実にさまざまな生徒さんがいらっしゃいます。オンライン講座というと一方的な視聴をイメージする方が多いかもしれませんが、継続的に学んでもらうための工夫として、コミュニティづくりに力を入れているのが特徴。具体的には、同じ講義を学んでいる人たちが交流できる掲示板「ディスカッションボード」や、受講者同士がリアルに出会える「対面授業」などを用意しています。多世代の男女が学びを共通項に交流する様子は、ダイバーシティそのもの。最近では自発的なオフ会も開かれ「場所を借りたい」「一緒にワークショップをやりましょう」などのオファーを受けることも(笑)。諦めかけたキャリアを実現させたり、転職の武器になったという声もたくさん届いています。あなたもgaccoで、人生を共に歩める仲間を見つけ、前向きな学び直しを始めてみませんか?