写真・北尾渉 文・三谷真美 PR・カネボウ化粧品
「フェムテック」って知っている?
左から、anan総研の澪花さん(anan総研No.260)、仲肥朝美さん(anan総研No.163)、矢口裕美さん(anan総研No.258)、
最近よく耳にする「フェムテック」。言葉の由来は、「Female(女性)」と「Technology(技術)」で、これらが合わさった造語です。一般的に、女性特有の健康課題に対してのテクノロジーを用いたデバイスやアプリ、サービスなどを指します。まずは「フェムテック」について、anan総研メンバーが、『トワニー』宣伝担当の山内美貴子さんとお話しました。
トワニー 宣伝担当 山内美貴子さん
ーー(anan総研メンバー)3人は「フェムテック」という言葉を知っていましたか?
澪花 以前から生理周期をつけたり、頭痛や体調不良をメモし、それを病院で診察する時に伝えるために『ルナルナ』アプリを活用していました。昨年、「フェムテック」という言葉をネットで見て、「『ルナルナ』もフェムテックのひとつだ!」と、なぜか嬉しかったのを覚えています。
仲肥 2年くらい前に、月経カップに興味を持ったことがきっかけで、「フェムテック」という言葉を知りました。その後すぐに妊娠したので、実際に月経カップは使用していませんが、使ってみたいです。妊娠を希望していた時には、同じく『ルナルナ』で生理周期や基礎体温チェックをしていたこともあります。
矢口 私は最近まで「フェムテック」という言葉自体を知らなかったんです。でも、PMS(月経前症候群)対策のためにピルを飲んでいたので、これから「フェムテック」を活用していたみたいです。
ここ数年で「フェムテック」という言葉の認知が、アラサー女性の間にも広まっている様子。そんな「フェムテック」の先駆者でもある『ルナルナ』が提唱する「FEMCATION(フェムケーション)」や、『トワニー』と『ルナルナ』がコラボして開設している「フェムケアスクール」とは?
『トワニー』と『ルナルナ』が立ち上げた「フェムケアスクール」
『ルナルナ』では、「FEMALE(女性)」と「EDUCATION(教育)」を掛け合わせた造語の「フェムケーション」という言葉を打ち出し、複雑かつ多様性のある女性のカラダとココロについて正しく学ぶ機会を創出し、年齢や性別を問わず、社会全体で寄り添いあえる環境を目指す、理解浸透プロジェクトを進めています。
そんな『ルナルナ』とコラボして「フェムケアスクール」を立ち上げた『トワニー』の宣伝担当、山内美貴子さんに、詳しく聞いてみましょう。
ーー『トワニー』と『ルナルナ』がコラボして、「フェムケアスクール」を立ち上げたきっかけは何だったのでしょうか?
山内さん 生涯にわたり、女性が安心して穏やかに過ごせる世の中に変えていきたい『トワニー』と、すべての女性に寄り添い、社会の変化を後押しすることで、女性の幸せの実現に貢献する『ルナルナ』の目指すビジョンに共感したことがきっかけです。それぞれの得意とする分野を活かして、女性が自分自身のために学ぶ場を提供し、幸せの後押しをする講座として、「フェムケアスクール」を立ち上げました。トワニーからは「美容情報」、ルナルナからは「女性の周期情報」の知識を学ぶことができます。
日本の性教育は遅れているように感じていて、性に対して閉鎖的であったり、悩みを周りの人や友人に気軽に相談できない人が多いのが事実です。だからこそ、もっとポジティブに自分のことを学ぶことで、各年代ごとの選択肢を知識として知ってほしいと思っています。
矢口 私も、悩みを相談できずに一人でモヤモヤすることが多いんです。特にPMSの時に一人でいると、よく落ち込みます。友達と話すタイミングもなく、恋人にも伝えることができません。
山内さん PMSは人それぞれ違いますし、女性特有の悩みをオープンにすることを恥ずかしいと思ってしまう人は多いようですよね。「フェムケアスクール」では、そんな女性たちの力になれるようなコンテンツをルナルナから提供しています。
ーー具体的な「フェムテック分野での活動」について教えてください。
山内さん 2021年3月からルナルナさんとコラボレーションを開始し、オンライントークライブやルナルナアプリ内にトワニー監修の肌測定コンテンツを設けてきました。この10月からは、もっと女性に自分自身のために学ぶ場を提供したいと思い、ルナルナさんからは、生理時のホルモンバランスの変化、PMSへの対処法など、カラダの中に関して、トワニーからは外見の美しさのためのスキンケアの情報を盛り込み、女性に役立つ講座としてフェムケアスクールを立ち上げました。
澪花 私はPMSで急に不安になったり、自己肯定感が下がってしまうことが多くて悩んでいるので、すごく気になるテーマです。幸い、女友達と話す機会が多く、人それぞれいろいろな症状があることを知っているため、周囲に「PMSは人によって症状が違って、私は生理1週間前くらいから落ち込みがち」と伝えていますが、PMSはイライラする症状のイメージが強いせいか、うまく伝わらないこともあります。
山内さん そうですね。PMSという言葉の認知度は上がったものの、人それぞれ症状が違うことまで広まっていないのが現実。さらに、自分のPMSの時期はわかりつつも、カラダの中で何が起きているか詳しくわかっていない人も多いようです。
仲肥 私はPMSの症状がないこともあり、友達の話を聞いてもっと理解を深めたいと思うけれど、世の中にはたくさんの情報が溢れすぎていて、何が正しいのかわからなくなってしまうことも…。
山内さん PMSは、本人だけでなく、周りにいる人の理解も大切だと思います。自分が今、どんなことが辛いのか、どんなことに悩んでいるのか、受け止めてもらうだけでも、だいぶ心が軽くなりますよね。また今、金銭的な問題で、生理用品を購入できない方もいると聞いています。そのためフェムケアスクールでは美容に特化したトワニーオリジナルの対面美容講座も用意しており、その受講料の一部を生理用品の購入が難しい女性を支援する団体「RED BOX JAPAN」に寄付させていただくこともスタートしました。
ーー女性の周期における、カラダとココロの変化について教えてもらったanan総研メンバー。もっと理解を深めるために、「フェムケアスクール」の動画コンテンツを視聴してみました。
観て、学び、自分を知る「フェムケアスクール」。
LiLiCoさんがMCを務め、産婦人科医とともに学べる講座動画が公開。実際に、anan総研メンバーが視聴した感想をご紹介します。
ーー「フェムケアスクール」が開講している動画コンテンツとは?
山内さん ご自分のココロとカラダと美容に目を向け、正しい知識を身に付けていただける講座になっています。ルナルナさんのパートでは産婦人科医の先生をお呼びして、女性ホルモンの正しい知識やそこから起こる変化への対処法、現状の日本の性教育、家庭での性教育の向き合い方など、多くの学びを得ていただけるように2つの講座動画を無料配信しています。
フェムケアスクール講座① 「女性の周期と自分らしい付き合い方&トワニースキンケアTIPS」
https://youtu.be/V9mC1v5D5OA
ルナルナからは、女性のカラダとココロの周期を理解し、過ごしやすい付き合い方を学べる講座。生理周期について、産婦人科医から、正しい知識を学び、新しい過ごし方を取り入れるきっかけにできる約40分の動画です。また、この講座オリジナルのリズムを整えるヨガも伝授。トワニーからはスキンケアのお役立ちとして、肌の1日の水分蒸散量の情報を紹介しています。
矢口 動画で「生理周期とPMS症状をメモすることで自分の変化に気づける」ということを聞き、実践したくなりました。私自身、その月によってPMSの症状が違うことに初めて気づいたので、もっと自分のカラダやホルモンバランスのことを知りたいです。
山内さん 自分の毎月のカラダやココロの変化を見つめて、自分らしく、上手く付き合う、きっかけにしていただけたら、うれしいです。
フェムケアスクール講座② 「家族で学ぶ、生理と女性の周期&トワニースキンケアTIPS」
https://youtu.be/yHCMJumAaHo
ルナルナからは、生理の基礎知識から、生理によるカラダやココロの変化をわかりやすく家族で学べる講座。性教育への向き合い方や、PMSの対処方、生理用品、生理周期の管理など、初潮を迎える娘さんを持つ家庭向けの情報を発信する動画です。また、トワニーからは家族で楽しめるスキンケア方法を紹介しています。
仲肥 私は娘がいるので、成長した時に生理のことや性教育について、どのように伝えるべきなのかを考えるきっかけになりました。生理を恥ずかしいものだと思ってほしくないので、家庭内でオープンに話せる環境を作ってあげたいです。
澪花 「毎月PMSが来るのは、むしろ正しいホルモンバランス」というLiLiCoさんの言葉を聞いて安心しました。仕事の効率が落ちたり、体調が優れなかったり…今までは辛いだけの1週間と思っていたけど、自分のカラダが正常に動いている証拠だと、ポジティブに考えられそう。また、生理の不調やPMSの相談をできる産婦人科も探したいです。
山内さん 日本の性教育は、私が受けた時は男女別で、そのことから、何だか男性には言ってはいけない秘密めいたものと、捉えたことを覚えています。そのことがきっかけとは限りませんが、職場で生理痛があってもなかなか言い出せず、理解されなかったり、人それぞれ違うPMS症状の認識が誤っていたり。どうかそんな悩みを持つ方が周りにいたら、自分にはわからないからと一線を引くのではなく、少し寄り添う気持ちで、受け入れて理解を示してあげて欲しいと思います。そしてぜひ、ご家族でも、この講座を通して、女性のカラダやココロ、美容について学ぶ、きっかけにしてもらいたいです。
女性のホルモンバランスによるココロやカラダの変化について正しい知識を身につけることで、生きやすくなったり、心地よく過ごすためのヒントになるので、ぜひ視聴してみてください。
「フェムケアスクール」がもっと広まって欲しい!
矢口 生理休暇を取るのは恥ずかしいし、ズル休みだと思われてしまいそうで言いにくいのが現実。もし男性上司が生理のことをより深く理解してくれたらもっと仕事をしやすくなると思います!
仲肥 きっとこれからの若い世代の人たちには認知されると思うけど、すでに大人な男性たちにも広まってほしい。そのために「フェムテック」や「フェムケーション」などの言葉が、浸透したら嬉しいです。
澪花 男性はもちろん、生理痛やPMSがない女性には理解されないことが多いので、人それぞれ症状がまるで違うことを「フェムケアスクール」をきっかけに、もっと世の中の常識として認知されて欲しいです。
女性が自分のために役立つ情報や、周りにいる人が理解を深めることのできる情報を発信してくれる「フェムケアスクール」をご紹介しました。これからの展開が楽しみな「フェムケアスクール」をきっかけに、自分をもっと愛するために大切なことを学んではいかがでしょうか。
Information
トワニー
“一日、一月、一年、一生”という4つの美しさのリズムに基づいて、人ひとりの肌に寄り添い、最高の今が“永遠に”続くようにとの願いを込めて誕生したカウンセリングブランド。美しさのリズムに寄り添い適切な美容プランを提案する「ハーモナイズドカウンセリング」を行っています。代表アイテムは誘導美容液©タイムリフレッシャー。
左から、ビューティリフレッシャー(100g、¥2,750)、ミッドナイトコート(30mL ¥5,500)、タイムリフレッシャーV(60mL、¥5,500)
お問合せ先:
カネボウ化粧品(トワニー)
フリーダイヤル 0120-108-281
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