那覇空港から飛行機で約30分。青い海を見下ろすと見えてくる、サンゴ礁にぐるりと囲まれた美しい島・久米島。究極の癒しの時間を過ごしたいなら、ぜひこの島へ。

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    一度行ったら忘れられない。癒ししかない、南の島。

    EN RESORT Kumejima EEF Beach Hotel

    訪れた人のリピート率が非常に高いといわれる沖縄の離島・久米島。〈日本の渚百選〉に選ばれた美しいイーフビーチをはじめ、車海老に海ぶどう、南国のフルーツや美味しい特産品など魅力はいろいろあるのですが、この島に流れるのんびりとしたムードこそが、実は一番の推しポイント。旅行先ではアクティブに動きたくなる人でも、久米島で広い空と美しい海を見ているといつの間にか心が穏やかになり、ついついゆっくりしたくなる。いるだけで癒されてしまう、そんな島なのです。

    東の沖合に浮かぶ無人島で浜遊びをするもよし、甘いものを食べてチルアウトもいい。久米島でしか味わえないお酒と料理を楽しむ夜を過ごすのも素敵。あれこれ欲張らず、したいことを少しだけして、のんびり過ごす。実はそんな時間こそ、究極の贅沢なのかも?

    甘くて冷たくて美味しい! 久米島夏のスイーツ図鑑。

    お店でゆっくり、ドライブしながら、散歩のお供に食べたいこの4軒。

    ちぃとぅ処福屋の氷ぜんざい

    冷たい氷と甘い金時豆。沖縄で“ぜんざい”といえばこれ。
    久米島みやげとして大人気の「元祖みそクッキー」の製造元が営むショップ。併設の喫茶コーナーでは、黒糖で煮た金時豆を甘い煮汁ごとたっぷりのせた氷ぜんざいが人気。夏場にはマンゴーかき氷も登場。収穫時期には島産のマンゴーで作られることも。氷ぜんざい¥550

    島尻郡久米島町字仲泊427‐1 TEL:098・985・5345 10:00~19:00(日曜~18:00) 火曜休

    YUNAMI FACTORY BOBAの飲む沖縄ぜんざいと久米島産紅芋ミルク

    久米島の美味しさをドリンクで。どれも美味しくてかわいい!
    観光客はもちろん、地元リピーターにも愛される、沖縄がふんだんに味わえるドリンクスタンド。久米島産の紅芋を100%使用した紅芋ミルクは、まるで芋そのもの! 飲むぜんざいは、暑い体に優しい味わい。左・飲む沖縄ぜんざい¥650 右・久米島紅芋ミルク¥650

    島尻郡久米島町字鳥島291 TEL:098・985・2323 13:00~17:30 火~木曜休、不定休あり

    セルクルのマンゴースムージー

    島のマンゴーの甘さと美味しさをぎゅぎゅっと詰め込んだ一杯。
    小高い丘の上にあるクッキーやケーキが人気のお店。実はドリンクメニューもあり、隠れた人気商品がマンゴースムージー。凍らせた島産のマンゴーをたっぷり使った一杯は、濃厚な甘さが夏の体に染み渡る…。ぶら下げて持てるパッケージもキュート。マンゴースムージー¥750

    島尻郡久米島町字山城104‐1 TEL:090・7587・3082 11:00~18:00 水・木・日曜休

    赤嶺パイン園の生パインジュース

    パイナップル畑を見ながら甘酸っぱいジュースをごくごく。
    島の北西部の高台にある「赤嶺パイン園」では、ヒエヒエ&できたてのパインジュースが楽しめます。建物の裏には広大なパイナップル畑が広がり、それを眺めながら飲むジュースの味は格別。7~9月は生のパイナップルの提供もあり、ドライブのひと休みに最適。生パインジュース¥300

    島尻郡久米島町字仲村渠108‐41 TEL:098・985・4651 9:00~18:30 不定休

    夏の間は、羽田からの直行便も。

    Information

    飛行機の場合、那覇空港から約30分で到着。1日6~7便就航。今年は7/18~8/31に羽田→久米島に夏季限定直行便が就航予定(久米島→羽田の直行便はなし)。那覇の泊港発久米島行きのフェリーは1日1~2便就航。島内は町営バスが走っており、島巡りをするならレンタカーやレンタルバイク、レンタサイクルがおすすめ。

    写真・坂本美穂子 取材、文・河野友紀

    anan2455号(2025年7月16日発売)より
    Check!

    No.2455掲載

    夏の推し旅 2025

    2025年07月16日発売

    海、美食、動物、かき氷、アートなど「大好き」なもの=“推し”を追い求める癒しの旅を案内する特集。夏といえばの沖縄は、那覇&本島西海岸のエリア別解説のほか、久米島、西表島という2つの離島もフィーチャー。他に「大人の夏休み」として、埼玉・長瀞の涼を求めて日帰り旅、栃木・那須で自然に触れる“大人の林間学校”、岡山で今が旬のフルーツとアートを楽しむ旅、北海道・トマムで雄大な自然を満喫する旅など、この夏おすすめの旅先をご紹介します。 ※ anan2455号POPver.(通常版)と、MODEver.(特装版)は表紙・掲載グラビア(Mrs. GREEN APPLE)・バックカバー・価格が異なり、その他の内容は同一です。

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    何かの成果を得るというのは純粋な努力だけでなく運も絡みます。だから、結果だけ見ればよくいわれるように「なるようになる」ものです。野心的に頑張る一方で、もう十分だと思ったり、私には合わないなと感じたりするならば、いっそこだわりを捨てることで気が楽になるでしょう。達観的に眺める心の余裕が欲しい日です。

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