美肌食材たっぷり~! 冬にぴったりな“美肌鍋”レシピ

フード
2019.11.15
キレイを作る料理本が話題の、ファッション&ライフスタイルプロデューサー・Atsushiさんによる、美肌をテーマにした鍋レシピをご紹介します!

「美しい肌を育む主な栄養素は、タンパク質、コラーゲンをはじめ、ビタミンC、β‐カロテン、アスタキサンチンやリコピンなどの抗酸化成分。毎日の食事でバランスよく摂ることが大切です」

そう語るAtsushiさんが今回教えてくれたのは、空気が乾燥して、肌にとっても過酷な冬にぴったりな美肌鍋レシピ。

「食材を切って煮込むだけでOKの鍋料理は、美肌効果の高い栄養素を無理なく一気に摂ることができます。水溶性で溶け出した栄養素も、スープごとしっかりいただけます。しかも、体をポカポカと温めて、新陳代謝も上げてくれるのでおすすめです」

今回ご紹介するレシピの“エスニック ポーク豆苗鍋”には、美肌食材がたっぷりと使われていて食べ応えも十分。さらに、スープの味わいもやみつきになるおいしさ。

「手軽なこと、おいしいこと、飽きずに食べられることにもこだわりました。特に肉や魚などから出るイノシン酸、こんぶ、チーズ、トマトなどから出るグルタミン酸、加熱したきのこ類などからのグアニル酸の3大旨味成分の掛け合わせを意識して、短時間で作っても深みのある味わいが楽しめる鍋にしています。ぜひ、お試しを」

美肌にマスト! 5つの栄養素をマスター

pot

タンパク質

皮膚、骨、内臓など体のあらゆる組織はもちろん、ホルモンや酵素、免疫物質なども作り、美と健康には欠かせない栄養素。肉類、魚介類、豆類、卵、乳製品などに多く含まれる。

タンパク質食材:ホタテ、たら、いか、牡蠣、ちくわ、油揚げ、厚揚げ、豆乳、チーズ

食物繊維

野菜や果物、きのこ類、海藻などに多く含まれる食物繊維は、腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えてくれる。便秘が改善され、腸内がキレイになれば、栄養の吸収率もアップ。

食物繊維食材:エリンギ、舞茸、しめじ、椎茸、ごぼう

ビタミンC

コラーゲンの生成をサポートし、シミの原因となるメラニン色素の生成も抑制。体内で合成できないため、食事から摂取する必要が。果物や野菜などに豊富に含まれる。

ビタミンC食材:レモン、ブロッコリー

コラーゲン

肌のうるおい、ハリ、ツヤ、弾力に欠かせないタンパク質の一種で、鶏の手羽や皮、牛すじ、豚肩肉などに含まれる。ビタミンCと一緒に摂取すると体内への吸収率がアップ。

コラーゲン食材:鶏手羽元、豚肩肉

抗酸化成分

シャケやエビのアスタキサンチン、トマトのリコピン、緑黄色野菜のβ‐カロテン、ごぼうの皮に含まれるポリフェノールなど。シミ、シワ、くすみの元凶の活性酸素を除去。

抗酸化成分食材:シャケ、エビ、トマト、豆苗、長ねぎ、玉ねぎ、ほうれん草、かぼちゃ、小松菜、セロリ、ごぼう、くるみ

ここでは、ナンプラーの旨味が広がる、うるおい白肌へと導く一品“エスニック ポーク豆苗鍋”のレシピをご紹介!

エスニック ポーク豆苗鍋

pot

豚肩肉は良質なタンパク質であり、コラーゲンもたっぷり。エスニックなスープを爽やかに引き立てるレモンのビタミンCとともに摂ると、体内への吸収率がぐんとアップ。トマトや豆苗も肌の老化予防に役立つ食材。

材料/1人分

豚肩ロース…150g、豆苗…100g、ミニトマト…8個、油揚げ…1枚、舞茸…100g、レモン…1/2個、A[鶏ガラスープの素…大さじ1、ナンプラー…大さじ1、酒…大さじ1、チューブニンニク、しょうが…各小さじ1]、水…500ml

作り方

1、油揚げは短冊切りに、豚肉、豆苗、舞茸は食べやすい大きさにカットする。
2、鍋に水を入れ火にかけ、沸騰したらAの調味料をすべて入れる。
3、具材を並べ入れ、火が通るまで煮る。
4、最後にレモンを搾る。

あつし ファッション&ライフスタイルプロデューサー。野菜ソムリエプロ、漢方養生指導士初級の資格も。最新著書は『モデルがみんな知りたがる 美しくなる食べ方の全知識101』(宝島社)。Instagramは@atsushi_416

※『anan』2019年11月20日号より。写真・大木慎太郎(fort) スタイリスト・小坂 桂 取材、文・野尻和代 撮影協力・UTUWA

(by anan編集部)

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