出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、家のストックを把握している女性、「使い切る女」になりきり。

家にあるかも、と思ったらいったん我慢して確認を。

yokosawa natsuko

私はつい、化粧品や洗剤など、まだ使えるものがあるにもかかわらず、余計なものを買ってしまうタイプです。ストックがあるのに、新作を見ると「試してみよう!」と手を伸ばしてしまうし、リップなどをプレゼントでもらった時は、いま使っているアイテムがあるのに、我慢できず新しいものを使っちゃう。一生なくならないリップたちが家にたくさんあります。最近は、毎日コーン茶を飲んでいるのに、そば茶を買ってしまったし、漂白剤も2本ある。そんなに必要がないのに、パッケージのかわいさにつられてジャムを買ってしまうことも…。家を整理するために、断捨離であったり、今流行っている1日に1個、物を捨てることに挑戦する人もいると思うのですが、私の場合は、それ以前の問題。とにかく“使い切る”ことが先なのではと思ってしまいます。

まずは、つい欲しくなってもらった、家にたまっている試供品を使うところから始めてみるのがいいのかなと考えています。“旅行の時に便利そうだし”と思って置いていても、結局、使わないままに終わっていることがほとんど。洗剤などの場合は、目につく場所に置いたり、いま使っているものやストックを写真に撮っておくと、余計な買い物をせずにすみますよね。“家にあるかも?”と思ったものに関しては、いったん買わずに家に帰ってチェックしてみるのもよさそうです。もし、かぶりの食材がある場合は、在庫処分を念頭に置いて料理を作ってみると、スッキリするのではないでしょうか。そして、最後まで使った時には、お別れの儀式じゃないですが、きちんと感謝を伝えて捨てるようにすると、さらに“きちんと使い切ろう”という思いが強くなるはずです! 一つ一つのアイテムにちゃんと向き合ってみましょう~。

よこさわ・なつこ 芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。

※『anan』2020年10月21日号より。写真・中島慶子 イラスト・別府麻衣 文・重信 綾

(by anan編集部)

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我が身を振り返る、内省する意味のある日で、そこから発展して自分に近い人たちとその外にいる人たちとの関係を見つめることまで含みます。異なる視点・意見をもった相手との間で対立したり迎合したりと揺れ動く様子もイメージされますが、いずれにしても自分の考えや気持ちについてしっかりと見つめることが大切です。

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