カップに中身を入れ、160mlの湯を注ぐ。軽く混ぜたあと、韓国海苔を適当な大きさにちぎって加える。

料理家・長谷川あかりさんが毎日の生活であると助かる常備食を紹介する雑誌『anan』の新連載をウェブでもお届け。今回は、『NATURE FUTURe』の生姜スープです。


「大学時代、参考書を作る会社でアルバイトをしていたとき、職場に向かう際、表参道の駅にある紀ノ国屋でこれを1つ買い、お昼に給湯室でお湯をもらって持っていった手作りのおにぎりと一緒にランチにしていました。スープには高知県産の千切り生姜がたっぷり入っていて、味も香りも“しっかり生姜”。しかも、お湯を注ぐだけなのに、自分で煮込んだようなレベルのおいしさなんです。出汁の風味もとても好みで、それ以来ずっとファン。つねにキッチンにストックしています」(長谷川さん)

千切りとペースト、2種類の高知県産生姜が入った、とろみのあるスープ。¥151*編集部調べ(NATURE FUTURe/コスモス食品 TEL. 079-567-1140)

ご飯を炊いておかずも作ったけれど、汁物までは面倒くさい…。そんな日でもこのスープがあれば、湯を注ぐだけで汁物が完成。

「もう1品欲しいと思ったときや、小腹がすいたな、というときに、これがあると本当に助かります。最近は、韓国海苔をちぎって加えて、ちょっぴりジャンクな風味で食べるのがお気に入り。献立の一つにもなるし、おやつとしてもいい。多忙な友人に“お疲れさまギフト”としてプレゼントするのもいいと思います」

Profile

長谷川あかり

はせがわ・あかり 1996年生まれ、埼玉県出身。料理家、管理栄養士。著書に『シンプルだから悩まない! ワンパターン献立』(ダイヤモンド社)など。

写真・清水奈緒 スタイリスト・西﨑弥沙 取材、文・河野友紀

anan 2472号(2025年11月19日発売)より
Check!

No.2472掲載

みんなで考える、フェムケア2025

2025年11月19日発売

anan恒例フェムケア特集の最新版。女性のカラダを考えるムーブメントは引き続き活況。生理やPMSといった婦人科系の基礎知識から、最新のフェムテック、進化したアイテム、制度上の変更点などにわたるまで、押さえておきたい情報を一冊に集約。話題のトピックスを、藤井サチさんや村重杏奈さん、haru.さんと共に考えるコーナーも。表紙はTravis Japanがスタイリッシュに飾ります。

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他と同じことをしていたのでは差別化されずマンネリだし、自分的にも面白く感じないし、というわけで外国の文化や商品、または新規分野への関心が高まりやすい日です。コスメなどで新商品や海外ブランドを試したくなるかも。普段と違うものを取り入れることで心の新陳代謝になりますが、出費が増える傾向はありそうです。

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