日本でも大ヒットした韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』で注目されたシム・ウンギョンさん。日本の作品にも積極的に参加し、今作『ブルーアワーにぶっ飛ばす』では、夏帆さん演じるCMディレクター・砂田の友達・清浦という役。
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「清浦は、砂田の隣にずっといて彼女を助ける役で、コミカルなところがあります。でも、明るく元気なのではなくて、砂田の心のうちを代弁もしている。そこが魅力的です」

9歳で子役デビューして以来、初となる女性監督作。

「今を生きる女性たちの物語を、女性監督が撮っているので、ディテールがとてもリアルです。箱田(優子)監督からは『アドリブを入れてほしい』と言われました。『このシーンで』ということではなく、全体的に(笑)。子役の頃は深く考えず、アドリブをたくさんやってたんです。でも、自分の欲だけでやると過剰になる場合もあると気づき、今回もどんなアドリブが合うのか、監督とアイデアを出し合いながらやりました」

撮影順でいうと、本格的な日本映画の撮影は本作が初めて。

「なので、撮影も、ケータリングが美味しかったことも、すべてがいい思い出です。焼き肉弁当が出た日は『やった~!』って(笑)。12日間という短期間の撮影も未体験でした。短かったからこそ全員の熱量がものすごく、私も役に入り込めましたし、今思い返しても幸せな時間でした」

では、プライベートで幸せを感じる時間は?

「音楽を聴く時間が自由を感じて幸せです。でも年を取ったのか、今は寝ている時が最高(笑)」

ユーモアを交え、取材をこなす高い日本語力。それでも、非母国語での芝居は大変では?

「私が演じるうえで大事にしているのは、いかに役柄を自分のものにして表現するか。だから、韓国語なら芝居しやすいわけでも、日本語だから大変ということでもないんです。もちろん、細かい発音やイントネーションはもっと頑張りたいです!」

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『ブルーアワーにぶっ飛ばす』 仕事は順調で、優しい夫もいるが、心は荒んでいるCMディレクターの砂田(夏帆)。秘密の親友・清浦と共に戻った大嫌いな地元で、本当の自分と向き合うことに。10月11日、テアトル新宿、ユーロスペースほか全国公開。©2019「ブルーアワーにぶっ飛ばす」製作委員会

1994年5月31日生まれ、韓国・ソウル出身。2004年、子役デビュー。主演映画に『サニー 永遠の仲間たち』や『怪しい彼女』が。’19年には日本映画『新聞記者』に出演。アップサイクル スウェット¥81,000(STELLA McCARTNEY/ステラ マッカートニー TEL:03・4579・6139)

※『anan』2019年10月16日号より。写真・内田紘倫(The VOICE) スタイリスト・Babymix ヘア・Shuco メイク・AKIKO SAKAMOTO インタビュー、文・小泉咲子

(by anan編集部)

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