玄関まわりに置くとき、気をつけたいもの
土地の氣、風や水など自然がもたらす氣、人の氣、電磁波など、様々な氣が出入りして乱れる玄関は、とにかく氣を乱す原因を作らないことが大事。
「光や音は氣を乱す大きな原因です。仕掛け時計や風鈴など、常に音が鳴ったり動き続けるものは玄関に置かないこと。水槽は水の氣が滞るので、モーターなどで水を循環させる必要があります。光を拡散するガラス、鏡は形や置き方に気をつける必要が。それらを飾るときに留意すべき点を教えます」
「鏡」四角い鏡なら…円を描く
→良い氣をはねのける四角に、円の力を加えて中和。
四角は氣を反射する力が強いので、玄関に置くと屋内に流れ込んでくる良い氣まではね返してしまう。鏡の下に、氣を集めて通す円を描き、バランスをとる。
枠がある鏡なら…上か下に、黒ペンで円を描く
→枠に円を描けば、鏡に直接描いたのと同義。
枠のある鏡は、枠の上か下に円を描けば、鏡に直接描く場合と同様の意味を持ち、氣を集めて通す円の力が発揮される。鏡の形が正方形でも長方形でも同じ。
円い鏡なら…古銭の比率で正方形を裏に描く
→氣を集めてしまう円には四角を描き加えて整える。
円い鏡には氣を集める性質があり、悪い氣も多く集中してしまう。鏡の裏、円の中央に古銭の比率に倣って四角を描けば、反射と通す力が拮抗して場が安定。
表札で開運
「玄関が鬼門(北東)や裏鬼門(南西)にあると良くないと言う人がいますが、実際の氣の流れには全く影響を及ぼさないので、私は迷信だと考えています」
家の顔となる玄関はその家自体の運である宅運や家族の運である家運、居住者個人の運と直結。そのため、表札を利用した開運法も。
「表札の力を発揮させれば、家全体に影響が及びます。開運は自分から積極的に動くことが大事。家とともに自分の氣を上げる心構えをしっかり持ちましょう」
名前の前に八角形を描く
→宅運や家運が上がるよう氣を込めて。
表札の名前の前(縦書きなら上)にペンで一筆書きの八角形を描く。ペンが難しければ、爪楊枝に水をつけ、描くイメージをしながら八角形をなぞるだけでも意味がある。
玄関外から見て右側につける
→ポジティブな気持ちを育む右側表札。
玄関外から見て右側は、家に住む人から見ると、氣が生まれる陽の位置。ここに表札をつければ能動的なパワーが生まれ、自分から開運しようとする積極性も生じる。
玄関を掃除するとき
靴が散乱していたり、物が色々置いてあっては氣の流れを止めてしまい、場を乱すので玄関の整理整頓は日々怠らないように。掃除もマメに行いたいけど、やり方にポイントが。
「左から右に向かう動きは場を活性させ、右から左は安定させる力が生まれます。そこで、あらゆる氣が入り乱れる玄関を掃除する際の掃き掃除は、右から左に行うと場が安定します」
これで掃き清めよう、という思いを込めて行えば、より効果は上がる。
←↑の順で玄関を掃く
→乱れた氣を整えてから、外と内をつなぐ。
手前から順に右から左へ横方向に掃き、ドアまで繰り返す。これで場が安定。次に手前からドアに向かい、右から左へ順に縦方向に掃く。内と外がつながり良い氣を呼び込める。
金寄泰衍さん 「風水環境システム研究所」所長。環境デザインと伝統的風水、心理療法などを統合した汎風水学を開発。NHK文化センター講師。www.kanayori-fusui.com/
※『anan』2019年6月19日号より。イラスト・kalo 取材、文・板倉ミキコ
(by anan編集部)
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