韓国ドラマを見て、細くて長いアイラインがマイブームに。
「このアルバムのテーマは、スポットライトの光と影。10年間の思い出を振り返りながら歌ったんですが、聴いてくださる方の思い出とも重なるといいな、と思っています」
単に歌うことが好きだったデビュー当時よりも、経験を重ねた今、「いちばん音楽を楽しめている」という大原さん。ミュージカルをはじめとした舞台ではいつもセルフメイクだったので、テクニックはそこで培われたそう。マストアイテムのピンクやコーラルのリップに加え、今ハマっているのが、細くて目尻をスッと長めに描くアイライン。
「韓国ドラマ『社内お見合い』のキム・セジョンさんのアイメイクがかわいくて、よく観察して真似してます(笑)。さらに、下まぶたの目尻にラメ感のあるブラウンのシャドウを細めに入れるのがこだわり。メイクさんに教えてもらい取り入れたんですけど、目元がはっきりと立体的に見えるのが気に入っているんです」
10月に予定されるライブツアーのメイクについては、目下悩み中だそう。
「迷いますね…。でもアルバムのテーマ“光と影”に合わせて、かわいいだけじゃなく、カッコよさもあるメイクがいいな、と思っています」
My Favorite Cosmetics
A、「このピンクがとにかく大好きで、1本使い切ってしまいました」。みずみずしいツヤとテクスチャーのリキッドルージュ。重ね塗りすることで異なる質感が楽しめる。
RICAFROSH ジューシーリブティント 03¥1,848(Direct Tech support@ricafrosh.com)
B、「セルフメイクで使うファンデーションは、石けんで落とせるものをチョイス。気になるところだけコンシーラーを使います」。下地、ファンデーション、日焼け止めなど5つの機能を備えたオールインワンクリーム。
ナチュラグラッセ メイクアップ クリーム SPF44・PA+++ 30g¥3,080(ネイチャーズウェイ[ナチュラグラッセ] TEL:0120・060802)
C、「最近の私のアイメイクに欠かせない一本です」。筆先が細くしなやかでコシのある筆で、思い通りの太さに描ける。
シルキーリキッドアイライナーWP BK¥1,430(ディーアップ TEL:03・3479・8031)
Sakurako’s Beauty Rules
1、シートマスクは朝晩の習慣に。
「朝晩、必ずシートマスクをする習慣を5年間くらい続けています。仕事で毎日メイクをするので、忙しくて朝早いときや帰りが遅いときもこれだけはマスト。使うマスクは韓国のものが多いですね。吹き出物も出にくくなったし、肌の調子も安定しています」
2、朝のルーティン〈その1〉たっぷりの朝食。
「一日でいちばん食べるのは朝。特にタンパク質と脂質、野菜を摂るようにしていて、朝からステーキを250gくらい食べることもあります。ちなみに今朝のメインは鶏の膝軟骨のグリルでした(笑)。そのぶん昼夜どちらかは控えめにして、調整しています」
3、朝のルーティン〈その2〉体幹トレーニング。
「自宅でYouTube動画を見ながら、体幹トレーニングや筋トレ、ストレッチなどを全部で1時間くらい。体幹を鍛え始めてから、歌っているときの声の伸びが違うな、と感じるようになったんです。よく見ているチャンネルは『HIKARIやで』です!」
おおはら・さくらこ 歌手、俳優。10周年イヤーの幕開けを飾るミニアルバム『スポットライト』が8/30に発売。2種類の初回限定盤には、それぞれ特典映像BDやフォトブックが付属。10/3からは「大原櫻子 2023 Zeppツアー」を開催。
※『anan』2023年8月16日‐23日合併号より。写真・小笠原真紀 スタイリスト・佐野夏水 ヘア&メイク・木内真奈美(Otie) 取材、文・古屋美枝