文/NATTY
固形シャンプーとは?
シャンプーと言えば、今までは液体のものがほとんどでしたよね。しかし最近はエコに対する意識が高まる中で、“シャンプーバー”と呼ばれる固形シャンプーが世界中で注目されています。
環境に配慮した原材料や製造過程などを採用しているものが多いため、人や動物にもやさしく、安心して使えるとじわじわと筆者の周りでも愛用者が増えています。
二つのシャンプーバーをお試し!
エティーク「シャンプー バー ミンタジー」
2019年に上陸したニュージーランド発の固形シャンプー&コンディショナーブランド 「ethique(エティーク)」。
エティークは「プラスチック撤廃」をテーマとし、原料の調達からパッケージの素材選びまで、サステナブルへの意識が徹底されています。
独自の製法で、水を使わず天然由来100%の美容成分を固形バーに凝縮、プラスチックパッケージを一切使用しない、人にも地球環境にもやさしいブランドです。種類が多いのも特徴で、シャンプーバーは7種類、コンディショナーバーは3種類と、他ブランドに比べてラインナップが充実しています。
筆者は髪と頭皮に潤いを与えてしっとりとなめらかに洗い上げる“ミンタジー”をチョイス。やわらかいミントの清涼感が感じられ、泡立ちがとても良く、2度洗いの必要なし。
洗い上がりのつっぱり感はやや感じましたが、毛先をトリートメントし、ドライヤーで乾かすことで指通りもスムーズ、髪はサラサラになりました。
J.R.リジェッツ「バージンココナッツ&アルガンオイルシャンプーバー」
『J.R. LIGGETT`S(J.R.リジェッツ)』はニューハンプシャーで生まれたブランド。天然由来の植物油を使用しており、化学薬品やペットボトル、界面活性剤などは使用されていません。
このブランドもシャンプーバーにはいくつか種類がありますが、筆者は“ココナッツ&アルガンオイル”を選びました。
泡立ちは、エティークと比べるとやや劣る感じはありますが、充分に伸びるので洗い心地はそこまで変わりありません。ココナッツとありますが、無香料なので、人工的な香りが苦手な方にはとてもオススメできます。
シャンプーバーの使い方
筆者が日々行っているシャンプーバーの使い方をご紹介します。
1.髪の毛をお湯ですすぐ
2.シャンプーバーを頭皮に軽くなぞるように付ける
3.肌が傷つかないように指の腹でマッサージするように洗う
4.お湯で髪の毛をしっかりと洗い流す
液体シャンプーと使い方はほとんど変わりませんが成分上溶けやすいので、使い終わった後は水気をしっかりと切り、風通しの良い場所で保存しておくことが大切です。
固形シャンプーを使ってわかったメリット・デメリット
メリット
環境にやさしい
固形シャンプーはボトルレス。海洋汚染や地球温暖化などの環境問題につながるプラスチックごみを削減できます。
成分がやさしい
固形シャンプーは天然由来の成分を中心に作られているものが多く、髪や頭皮への負担を抑えたい方におすすめ。強い洗浄成分を使わないようにすることで、肌や髪をやさしく洗ってくれます。
お財布にやさしい
固形シャンプーは長持ちしやすく、購入頻度を抑えられます。ものによっては液体シャンプーの3本分ほどに相当するものもあるそうなので、お財布にやさしいと言えます。
デメリット
溶けやすい
商品の性質上、なかには溶けやすいものがあるので通気性のいい場所で保管しましょう。専用のケースやネットに入れて保管するのがおすすめです。
髪が多少きしむ
商品によっては髪が多少きしむことも。気になるときは、トリートメントなどできしみを軽減しましょう。
エコフレンドリーで心地よい毎日を
プラスチックフリーで人や動物、地球環境にやさしく、そして髪や肌にもやさしいとされる固形シャンプー。髪質や香り、理想の仕上がり、パッケージの可愛さなど好みも別れると思いますが、筆者の周りでは使い続けている人もいます。
気になる方は、ぜひ試してみてくださいね!
【参考】
『エティーク』公式サイト
『J.R.リジェッツ』公式サイト
NATTY/池田夏子
YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。