
瀬戸口心月さん
今年2月にメンバーが発表され、活動を開始した乃木坂46の6期生。メディア賞の「anan賞」を受賞した、瀬戸口心月さんがanan初登場! 見た目も心も100%アイドルな瀬戸口さんの普段のケアとは?
守ってあげたくなる華奢な姿に、ピュアな輝きを放つ大きな瞳。デビューしたての初々しさの中にも生まれ持ったアイドル性が光る瀬戸口心月さん。高校ではチアリーディングに打ち込み、2年生の夏にはチアの晴れ舞台、甲子園のアルプススタンドに立った経歴も持つ、体育会系アイドル。
「チアは高校から始めたんですけど、周りは経験者ばかりで追いつくのが大変でした。運動神経? 全然です! だから人一倍筋トレをして基礎から体を作って…でもつらいとは思いませんでした。仲間で団結して目標に進めることが楽しくって。とはいえ引っ込み思案でもあるので、3年生になっても後輩の耳元で『ここはこうしたほうがいいよ…』とこそっとささやくような先輩でした(笑)」
一致団結する達成感を知っているからこそ、乃木坂46の6期生に合格したときも、受かった喜びより新しい仲間ができることが何よりうれしかったという。
「チーム活動はチアで最後と思っていたから、また仲間とがんばれるのがうれしいです。6期生のカラーは、真面目でしっかり。自分に厳しく人にやさしい子ばかりです。私は年長組としてみんなを陰から支える人になりたいです。そしてどんなときも、“楽しい”を忘れずにやっていきたいです」
グループに合流してからは、先輩から多くの刺激を受けている。特に美容面の影響は大!
「みなさん肌も髪もツヤツヤなんです。昨日も田村真佑さんの髪のツヤに釘付けになり…いつか“髪事情”をお聞きしたいです(笑)。そして久保史緒里さんの、抜けるような透明感あふれるお肌。本当に泳いで通り抜けられるかもと思うほど透明なんですよ!」
と、平泳ぎの仕草をしながら独特の表現で先輩の美しさを表現した瀬戸口さん。その環境で自らの美容にも変化が…? 最新のナイトルーティンを明かしてくれた。
「帰ってきたらお風呂を溜めながら振り付けの確認をして洗濯して実家に電話して、お風呂上がりはシートパック。それから寝る前にまた家族に電話して『おやすみ』を言って寝ます。それにしてもシートパックの効果は抜群です! 毎晩欠かさずするようになったら、ニキビができやすかった肌がすっかり落ち着きました。美容液にも興味があるけど、東京のお店は美容液だけでも種類が豊富すぎて…。同期の海邉朱莉ちゃんはいいもの使ってそうだから、朱莉ちゃんに聞いてみようかな」
美も同期の絆もアップデート中。一方で、鹿児島の太陽の下でチアに励んできた瀬戸口さん、夏の肌と髪対策にはこだわりも?
「日焼け止めは塗り直し用のスプレータイプとか3種類くらい部活バッグに入れてました。でも試合中は塗り直す余裕もなく、汗で日焼け止めが流れて…(笑)。ただ、ポニーテールだけは絶対崩れない工夫をしていました!」
チアリーダーの象徴ともいえるポニーテール。その極意とは。
「うーんと…、まずは高さ。顎の先と耳の下をつないだラインの延長線上に結わくときれいに見えるんです。位置を決めたらワックスをつけて結び直して、最後にもう一度ワックスとスプレーで固めて出来上がり。汗に負けないよう思い切ってがちがちに固めます!」
では最後に。夏に向けて肌と髪のケアをがんばる私たちに、エールをお願いできますか?
「はいっ!! …今年の夏はー! 紫外線に、勝つぞーーっ! Go for it!」
その佇まいからは想像もつかない声量と力強いワードセンス。小さな体に熱いハートを秘めて、瀬戸口さんは坂道を駆け上がっていく。Go for it!
瀬戸口さんの撮影裏話と、Web限定のカットをお届け!
Profile
瀬戸口心月さん
せとぐち・みつき 2005年7月16日(本人談“なないろ”)生まれ、鹿児島県出身。チアリーディング仕込みのキレのあるダンスが持ち味。大好物はハンバーグ。好きな色は黒。愛称みつき。
写真・KAZUYUKI EBISAWA(makiura office) スタイリスト・コギソマナ(io) ヘア&メイク・伏屋陽子(ESPER) 取材、文・大澤千穂
anan2446号(2025年5月14日発売)より