文/永嶋恵美子
ヘアバーム・ヘアオイル・ヘアミルクの特徴
ヘアバーム
特徴
ヘアバームは髪を保湿し、細かい毛などのまとまりを良くしてくれるのが特徴です。パサつきを抑えたいときにも適しています。
使い方
枝豆一粒分を手に取り、手のひらで温めて柔らかくしてから髪全体に均一に塗布します。毛先や綺麗にまとめたい部分などに重点的に使用するのがおすすめです。
向いている髪質
乾燥した髪、くせ毛やウェーブヘア、髪にボリュームが欲しい人
ヘアオイル
特徴
ヘアオイルは液体状で、髪にツヤと柔軟性を与え、乾燥やダメージから保護する効果が期待できます。また、ヘアオイルは毎日のヘアケアやスタイリングの仕上げに使うのがおすすめです。朝ヘアアイロンを使用する場合は、使用後に付けましょう。
使い方
500円玉分を手に取り、均一に伸ばしてから髪の中間から毛先にかけて塗布します。このとき、指の間にもしっかりオイルを伸ばしましょう。使用量は髪の毛に艶が出るくらいを目安にしてください。多毛の方の場合、この工程を2、3度繰り返すことで適量になります。
向いている髪質
多毛~細毛、ダメージヘア、乾燥が気になる人
ヘアミルク
特徴
ヘアミルクは乳液状の製品で、ベタつかずに柔らかさやうるおいを与えてくれます。ヘアミルクは軽めの質感なので、朝のスタイリング前や髪を乾かす前の保湿として使うのがおすすめです。
使い方
500円玉分を手に取り、髪全体に均一に塗布します。
向いている髪質
普通毛、乾燥が軽度の髪、髪が絡まりやすい人
ヘアバーム・ヘアオイル・ヘアミルクの使い分けのポイント
髪質に合わせる
自分の髪質に最適な製品を選ぶことが大切です。乾燥やダメージが気になる場合は保湿力が高いヘアバームやヘアオイルを選びましょう。軽い使用感を求める場合はヘアミルクが適しています。
目的に合わせる
日常のヘアケアやスタイリングの目的に応じて使い分けることも重要です。例えば、スタイリング前の準備として軽い保湿が必要な場合はヘアミルク、スタイリングの仕上げとしてツヤを出したい場合はヘアオイルを使うと良いでしょう。
季節や環境に合わせる
季節や環境によっても使い分けが必要です。乾燥する冬には保湿力の高いヘアバームやヘアオイルを使い、湿度の高い夏には軽いヘアミルクを使用するのがおすすめです。
ヘアバーム・ヘアオイル・ヘアミルクはそれぞれ異なる特徴と効果があります。自分の髪質やケアの目的に応じて使い分けることで、より効果的に髪のケアができるでしょう。ぜひ今回の記事を参考に自分の髪質に合ったスタイリング剤を見つけてくださいね。
©Pixel-Shot/Adobe Stock ©Prostock-studio/Adobe Stock
筆者情報
永嶋 えみこ(Instagram@nagashiii_arrange)
Droog 美容師。サロンワークからヘアメイク・ファッションに興味があり、簡単に出来るスタイリング・ヘアアレンジを提案していきます。