気になったことはすぐに調べるタイプ。美容においては専門家や美容家などからの情報収集は欠かさず、常に情報をアップデートしていて、そこに説得力があるのは“実践している”から。そんなMEGUMIさんが、長年続けているのが腸活だ。
「10年ぐらい前に、美容オタクたちから『とにかくお腹は温めなきゃだめ』と言われて、腹巻きやお腹が隠れるインナーを身につけるようになったんです。それが腸活の始まり。腸を意識するようになると、肌のくすみや頭痛、思考が止まるような嫌な症状は腸の状態が悪いからだとわかって。以来、腸にいいと聞いたものは片っ端から試してきました」
いま力を入れている腸活は“若玄米食”と“腸揉み”。
「約4年前から食べ始めた若玄米は、半年に一回のペースで行っているデトックス方法。実はいまもその最中なんですが、月に約2回通っている腸揉みの効果も伴って、ウエストが引き締まり、肌のトーンが上がったり、肩凝りや腰痛まで軽減されています。他にもヨーグルト、納豆、根菜のお味噌汁や生の酵素が詰まったサラダなどを積極的に摂って、日々こまめにケア。すごくやっているように見えますが、大事なのは続けることです。続けるためには、毎日絶対! と決めず、会食やイベントでは好きなものを食べて思いっきり楽しむ。今日はこれができそうだから、とそのときどきに意識的に取り入れる程度でいいと思う。流行りのお腹が出る服もそれはそれで楽しんで、じゃあ靴下だけは履いておくとか。腸活は、そうやって地道にやり続けることで結果が出るものだから」
また、20代からやっておくべきこととして「食事を作るクセはつけておいたほうがいい」とアドバイス。
「若いうちは食をないがしろにしがちかもしれない。でも、たまにでいいからご飯を炊いて味噌汁を作るぐらいはできるようにしておくと、将来の美容ケアの強みになるはず」
タレント、俳優、プロデューサー、実業家といくつもの肩書を持つMEGUMIさん。映画『ねこのガーフィールド』では、声優として“ジンクス”の吹き替えを担当している。
「息子がまだ小さい頃、一緒に朝ごはんを作りながら見ていたエモーショナルな思い出がある作品。大人が見ても、心に染み渡るような温かさや余韻みたいなものを味わえるところが好きだったので、オファーをいただき光栄でした。過去に裏切られて傷ついた経験から復讐に出てしまうジンクスは、ガーフィールドの敵のボスねこだけど、とてもチャーミングなキャラクター。叫ぶセリフがかなり多くて、なかなかの体力勝負でもありました。実は自分の低い声は好きではなくて、本当はサラ・ジェシカ・パーカーぐらい高い声に生まれたかったけど(笑)。でもこういうひと癖ある役がいただけたりするので、この声に感謝もしています」
腸活同様、喉のケアも自分に合う方法を見つけているよう。
「ちょっと不調だな…と思う日は、寝る前に抗菌作用の高いマヌカハニーを摂ると、翌朝には落ち着いていたりするんです。収録の期間は、いろんな種類を常に持ち歩いて喉ケアを徹底していました」
メグミ 1981年9月25日生まれ、岡山県出身。出演ドラマ『ビリオン×スクール』(CX系)が毎週金曜21時~放送中。ずる賢いボスねこ・ジンクスの吹き替えを務めた映画『ねこのガーフィールド』は8月16日に公開。
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※『anan』2024年7月31日号より。写真・川原崎宣喜 スタイリスト・ミク ヘア&メイク・エノモトマサノリ 取材、文・若山あや
(by anan編集部)