テンション爆上がり!「オンライン飲み会」を100倍盛り上げるテク

文・三谷真美 — 2020.5.28
これからもまだまだ流行りそうなオンライン飲み会。だらだらと無難な会話をしがちですが、せっかくなら盛り上がりたいもの。そこで、オンライン中にテンションが爆上がりになったことをリサーチしました。

オンライン飲み会を盛り上げるテクとは?

「その時間を楽しむ」を第一にする

「仕事に繋がりそうなコミュニティにしても、出会いを求めるオンライン合コンにしても、それ自体を目的とせず『とりあえずこの時間が楽しければいい!』って思うようにしてから、相手のスペックがどんなだろうと関係ないので、純粋に楽しむことができるようになりました」(36歳・会社経営)

オンライン飲み会は、ただ友達との時間を過ごすだけではなく、いろいろな目的を持って参加することも多い模様。どんなコミュニティだとしても、その時間を純粋に楽しもうとすれば、有意義な時間になるそうです。

オンライン合コンでは最初から素を出す

「普通の合コンの場合、たとえ興味がない相手だとしても少し猫をかぶってしまうのですが、オンライン合コンではやめました。もしお互い気に入らなければ開始10分でも20分でも切ればいいだけだし、数多く出会うことができるので、一回の合コンへの熱量が減ったんです。そしたら、よく見られたいという下心がなくなり素のままで接することができてラクだし、相手も気負うことなく素が出て、むしろ仲良くなれたりします」(33歳・会社員)

初対面の人には自分を良く見せようと多少の無理をしてしまいがち。ですが気軽に参加できるオンライン合コンでは、最初から素を出したほうが楽しめるそう。フランクに話をすることで仲良くなり、まだ会っていない相手だからこそ、リアル飲みできるのが楽しみになるそうです。

隠したい部分を隠さない

「職場の人とは程よい距離感が大切だと思っていたので、あまりプライベートなことをオープンにしていなかったんです。でもオンライン会議が当たり前になり、家の様子がわかるように…。最初のうちは家の雰囲気がバレるのが嫌で背景を変えていたのですが、背景だけでなく自分の顔まで合成されてしまうことがあり、諦めて部屋を映すようになりました。そしたら、私の部屋に飾ってあるアニメの巨大イラストを見た会社の先輩のテンションがいきなり上がったんです。その人も好きだったようで、打ち合わせそっちのけで盛り上がりました。まだそれから会えていないのですが『こんなにコアな話ができるなんて嬉しい! 今度飲みに行こうよ』と話していて、趣味仲間ができてすごく嬉しいです」(28歳・会社員)

会社での接点ではわからなかったことが、一番のプライベート空間である自宅でオンライン会議をすることで発覚し、すごく打ち解けたそう。もちろん隠さなくてはいけない部分もありますが、あまりクローズドにしすぎないほうが、親密度が上がるのかもしれません。

いつもの飲み会より楽しいかも?

人としての上澄みだけで接しがちな昨今、リラックスする自宅からのオンライン会議や飲み会をすることにより、その人のコアな部分までを知れる模様。お互いが着飾ることなく接することで、普段の飲み会よりも楽しめるのかもしれません。


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