100万円の借金を肩代わりしたのにまたギャンブル不倫…33歳妻が衝撃を受けた夫の行動【前編】
夫の借金が発覚
「夫の正秀(仮名)はもともとパチンコや競馬が好きで、休みの日はよく1人で遊びに出かけていました。
勝ったときはいいお店で気前よくご馳走してくれたりもしたので、特に私も厳しく言ったりはしていませんでした。
ところが結婚して2年が経ったある日、金融機関から夫宛てに封書が届きました。開けてみると、それは借金返済の督促状だったのです。
夫を問い詰めたところ、借金が100万円あると白状しました。話し合いの結果、その借金は私が立て替えて、お金の管理も私がやることで無駄遣いさせないようにしたんです」
夫の不審な行動がきっかけで…
「夫の給料は私が預かり、お小遣い制にしました。最初のうちは、すぐに使ってしまいしょっちゅう小遣いをねだりに来ましたが、次第に慣れていったようでした。
夫はお小遣いをやり繰りして、趣味の範囲内でギャンブルを楽しんでいるように見えたんです。でも、そこで気付いたことが…。
休みの日は日中パチンコに行って夜に帰ってくるのですが、パチンコ屋独特の、タバコ臭が入り混じったニオイがしないんです。
これは怪しいと思いました」
不倫相手の女性からの電話
「それでしばらく、夫の行動に目を光らせました。夫は残業の少ない会社で働いていたのですが、急に残業が増えて、ますます怪しく思えてきたんです。
そんなころ、私のところに知らない番号から電話がかかってきて、嫌な予感がしました。
電話に出てみると、女性の声で“正秀さんとお付き合いしています”と告げられ…。さらに“お金を貸しているので返してほしい”と訴えてきたんです」
不倫相手にまで借金をして…
「夫と不倫をしている女性とわかって頭にきて、直接会って話をしたいと伝えました。すると、向こうも素直に応じたのです。
それでカフェで待ち合わせをして、対面しました。祐実さん(仮名)という方で、大人しく物静かなタイプに見えました。
丁寧に挨拶をされ、拍子抜けしつつも話をしました。夫とは仕事のつながりで知り合い、関係は1年ほど続いていたそうです。そして、本題の借金の話になりました。
夫にいくら貸しているのか聞くと、なんと“200万円くらい”だと言います。夫はそれを、ギャンブルにつぎ込んでいたようです。それでようやく、私にお小遣いをせびらなくなった理由が分かりました」
“夫の不倫相手と対面した女性の告白”をご紹介しました。
思いがけない不倫発覚のみならず、不倫相手の女性から多額の借金をしているという驚愕の事実……。夫の重ねた罪の重さは、計り知れません。
©K-Angle/Westend61/gettyimages
※ 2022年11月3日作成