掃除は「右利きなら時計回り」が効率的! プロ直伝10分掃除のコツ
2016.12.7
そろそろ一年のしめくくり。新しい年を迎えるため、積もり積もった汚れをきれいさっぱり取り除きたい! 頑張らないのに、みるみるきれいになる“簡単10分掃除”のコツをご紹介!
今日からすぐにできる簡単な方法を掃除のプロの方々に教えてもらいました。生活研究家、消費生活アドバイザーの阿部絢子さん、整理収納アドバイザーの藤井あや子さん、お掃除ブロガーの東いづみさんのお三方です。
掃除のコツ
- この際、片づけは後回し。掃除だけに集中しましょう。
掃除中、家具を動かしたり、棚の中のものを取り出すうち、片づけたくなる衝動にかられるはず。「でも、ここで片づけを始めないこと! 整理整頓にまで手を出してしまうと、どちらも中途半端な状態になりがち。掃除をすると決めたら、潔く片づけのことは忘れましょう」(東いづみさん)そのためにも時間設定は大切。10 分以内でこの場所をきれいにすると決めて挑めば、自然と掃除に集中できます。
- 短い時間を有意義に。 掃除道具は最小限に絞る。
掃除道具はあれもこれもと揃えるとかえって掃除が難しく、複雑に。掃除のプロたちの愛用品も意外なほどシンプル。特に支持が高いのが、拭き跡が残らないマイクロファイバークロス。「どんな場所にも使え、軽い汚れなら洗剤も必要なし。何枚か用意すれば効率もいいです」(藤井あや子さん) - 右利きなら時計回りで。 動線を意識して、効率的に。
掃除ビギナーにぜひ覚えてほしいのは、掃除中の動き方。「右利きなら部屋を時計回りにぐるりと一周するように進んでいきましょう。この動線を意識していれば、汚れを見逃すことなく部屋全体をきれいにできるんです」(東さん)
動きに無駄がなくなる分、掃除時間をグッと短縮することが可能。1日1コーナーなどと目標を決めて進めていけばOK。左利きの場合は、逆時計回りに進みましょう。
- 上から下、奥から手前が お掃除の基本のキ。
気づいたところから、やみくもに掃除するのは非効率。「掃除の基本ですが、まずは頭上にある天井や照明、カーテンレールなどのほこりを落とすことから始めましょう。床からスタートすると、またほこりが落ちてきて何度も掃除機をかけるはめになります」(阿部絢子さん)
どんな小さなスペースでも、“上から下、奥から手前”が鉄則。これさえ覚えれば、棚や引き出しなどに応用も可能。
道具はそれを使う場所の近くに置くことで、ちょっとした隙間時間に掃除ができる。
阿部絢子さん 生活研究家、消費生活アドバイザー。合理的な家事や掃除術に定評があり、エコにも精通。著書に『かしこく暮らす100の知恵』など。
藤井あや子さん 整理収納アドバイザー。家事・お掃除サービスを行う「ホームラボ」代表。ブログ「毎日がうまく回るお片づけと掃除」も人気。
東いづみさん お掃除ブロガー。ブログ「子供とペットとスッキリ暮らす」が話題となり、2冊の著書を出版。等身大の掃除アドバイスが満載。