ケツメイシの記念すべき10枚目! 「シャレオツanan読者に聞いてほしい」1曲とは
RYOJI:“60歳でラップをしていたら面白いね”と冗談で言っていたけど、意外と遠くない未来になって…(笑)。40歳でやめると言ってたけど、やっぱり面白いんですよ。
KOHNO:今回のアルバムに収録されている「手紙 ~ あれから」に“やるべき事はそれなりに 手を抜かずに やってきたから”という歌詞があって、まさにそんな感じです。
RYOJI:基本的なスタンスは変わらないけど、レコード会社を移籍してプロデューサーという存在がいなくなったのは大きかった。自分たちで決断することや相談する時間が増えたことで、曲への愛着をより強く感じるようになった気がします。
――切なさと柔らかさを備えた「さらば涙」や、気分があがる「ディスコ☆部長」など、ケツメイシらしいサウンドを堪能できる今作。タイトルは変わらず「ケツノポリス」。
KOHNO:アルバムごとにテーマを決めてタイトルを変えて…としなかったからこそ、曲を自由に作れた部分はあります。“ケツメイシが作る”ということがテーマというか。
大蔵:今までの総決算ではないけど、“きちんとやろう”感はありました。
RYOJI:歌詞に妥協しなかったり、丁寧にコーラスワークをしたりと、自然と気合が入ってた。でも、いい意味でさらっと聴ける一枚です。過去最高に爽やかじゃないかな。
KOHNO:作るときに“難しいことはやめよう”と話したからかもね。全体の曲のバランスがいいので、最初から通しで聴いてほしいです。
大蔵:ずーっと聴けるので、ドライブのときとかもいいですよ。
RYOJI:シャレオツなアンアン読者さんには「君とワンピース」がおすすめ。あと「ボサノBAR」も。
KOHNO:この曲の歌詞みたいな口説かれ方をされてほしいですね~。
RYO:成熟した女性と我々の曲のマッチ具合はいいと思いますよ。小学生のときみたいに、歌詞カードがボロボロになるくらいまで読み込んで楽しんで聴いてもらえたら。
大蔵:来年はアルバムツアーも行うので、そちらもぜひ来てくださいね。