京都人の“いけず”を見破る、人間不信体験型ボードゲームも! 話題の最新ワードゲーム3選
コミュニケーション+想像力で言葉を楽しむゲームに注目!
「似テイル」
自分と「もの」の共通点を語って言語化力アップ。
関西大学が開発した、言葉にする力を養えるカードゲーム。「アリ」「UFO」「自動車」「ラーメン」など、さまざまなジャンルの「もの」の名前が書かれたカードを引き、その「もの」と自分自身が似ているところについて語る自己紹介を行う。そして、他のプレイヤーに“自分が何と似ていると言っているのか”を当てさせるという内容。楽しく遊びながら言語化力を高められるので、コミュニケーションやプレゼンがうまくなりたい! と思っている人におすすめ。関西大学にて配布。関西大学お問い合わせ窓口 TEL:06・4256・6436
「もじあてゲーム あいうえバトル」
言葉を推理する力や発想力が試される!
他のプレイヤーが書いた言葉を1文字ずつ当てるゲーム。「動物」「赤いもの」など、選んだお題に沿った2~7文字の言葉を「ちょっかんくん」に書く。手番がきたら、五十音のうち1文字を選んで消して攻撃、その文字を使っている人はその「ちょっかんくん」を公開しなければならない。成功するとさらに1回攻撃できる。「ちょっかんくん」がすべて公開されたら脱落、残った人が勝ちとなる。他の人が思いつかない言葉を考える発想力や推理力がカギに。¥2,310(幻冬舎 TEL:03・5411・6215) ゲームデザイン:米光一成
「京都人狼」
褒め言葉に隠された本音を見極めよう!
言いづらい本音を遠回しに伝える京都の「いけず文化」を嗜む、人間不信体験型ボードゲーム。参加者の一人が“よそさん(=京都の外から来た人)”になり、残りは“素直な京都人”か“いけずな京都人”に分かれる。京都人は配られた“本音カード”をもとによそさんを褒めていくが、心から褒めているのは素直な京都人のみ。本音ではけなしているいけずな京都人を見破り、素直な京都人を見つけられればよそさんの勝利。いけずを言い合ってみることで、その面白さに気づけるかも? ¥5,500(ない https://71inc.jp/) 共同開発:CHAHANG
『anan』2024年10月2日号より。写真・中島慶子 取材、文・重信 綾
(by anan編集部)