嫌なことがあった時、どうすればいい? 横澤夏子が驚きのアドバイス

2024.1.28
出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、ネガティブな自分も認められる女性、「受け入れてから解き放つ女」になりきり。

嫌なことは、気持ちが安定している時に考えて。

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この間、お世話になっている鍼の先生から、「嫌なことやモヤモヤすることがあった時に、すぐ、“どっか行け!”と思ってないですか?」と言われました。まさに、私はそういうタイプ。早く忘れたいのに、“こういうことがあったな”と何度も思い出して、ネチネチ考えてしまいます。そのことを伝えると、「“嫌なことを考えるのが好きなんだな”と一回受け入れた上で解き放つといいんじゃないですか?」と言われました。最初は驚いたのですが、確かにそうかもなと。これまで、自己啓発本を読んだり、嫌なことを手放そうと頑張っていたのですが、なかなかうまくいかず…。そうではなく、悩みたいと思って悩んでいるのかもしれないと気づき、実際にそういう自分を受け入れてみると、モヤモヤすることが減りました。

さらに、自分が悩むのは暇な時だとわかり、嫌なことを考え始めた時は、「暇だからだな~」と割り切ることもできるように。自分とは違う視点からのアドバイスをもらうことは、気持ちが楽になるし、すごく大事だと思いました。そう、『10人のお坊さん』という、重たいテーマに関して10人のお坊さんが説法やアドバイスをするというTV番組をよく見ていますが、誰一人として同じ意見がないんです。いろいろな考え方があるからこそ面白いし、自分が腑に落ちる考えに出合うことが大事なんだと感じられるので、すごくおすすめです。

まずは、嫌だと思うことを受け入れることが第一歩。晴天の日や、朝日を浴びながら、バスタイムなど、自分がリラックスしたり、気持ちが安定している時を選んで、モヤモヤすることを考えてみるようにしましょう。眠る前や雨の日などネガティブな方向に引っ張られやすいタイミングは、できるだけ避けると安心です!

よこさわ・なつこ 芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。バラエティ番組やCMで活躍中。2023年6月に第三子を出産。

※『anan』2024年1月31日号より。写真・中島慶子 イラスト・別府麻衣 文・重信 綾

(by anan編集部)