編集部の「選べない!」から始まりました。CUTE ver.とCOOL ver.が生まれたワケ。【anan編集部リレー日誌】

実はこの２つのバージョンを出すというのは初めから決まっていたことではなく、撮影している途中、しかももう終わりが見えかけた終盤で決まったことでした。ちょっと不思議な物体が転がる明るい空間で撮った可愛らしい雰囲気のカットも、落ち着いたトーンの空間で、少しマニッシュな衣装を身に纏って撮ったカットもどちらもあまりにも素敵で、「どっちを表紙にしたらいいか分からないね」「どちらも１冊ずつ作れるクオリティなのでは…」「…作らせていただけないかな？」という、そもそも編集部の「選べない！」という嬉しい悲鳴から生まれた２バージョン。NiziUの、振り幅ある魅力が詰まった誌面となりました！

撮影中のNiziUの皆さんを見ていて思ったのが、とにかく仲が良く、積極的にお仕事を楽しもうとする9人なんだなあ、ということでした。

例えば集合カットでは、ベストな立ち位置やバランスを見極めるまでに少々時間をかけるため、メンバーの皆さんにその場で待っていただく時間が発生してしまうのですが（本当に申し訳ない…）、NiziUの皆さんは、きっと退屈であろうそんな時間帯でもずっときゃっきゃっと楽しそうにじゃれ合う姿が印象的でした。カラフルな衣装を着ていたただいたCUTE ver.の時は、ミイヒさんの服の触り心地が良かったのか、周りのお姉さんメンバーたちが次々と触ろうとし、ミイヒさんがくすぐったがり、みんなで笑い合うという一幕が。傍から見ていても、そんな小さなことでふざけあって爆笑している9人がとても可愛らしく、微笑ましかったです。

スタジオの屋上で撮影した時も、まだまだ寒さのある日だったにもかかわらず、「大丈夫です！」と皆さん力強くおっしゃってくださり、実際に最高の笑顔でいっぱいの写真を撮り下ろすことができました。でもやっぱり寒かったので、自然とお互いにの密着度が高めに（笑）。温め合うかのようにぎゅーっと寄り添う、NiziUの仲の良さが滲み出たユニットカットは、担当の今回のお気に入りショットのひとつです。

…と、撮影時のエピソードやお気に入りカットの話を書いていると本当にキリがないので、ぜひ本誌を手に取って、その雰囲気やNiziUの皆さんの魅力を、改めてお楽しみいただけたら幸いです！（MY）

CUTE ver.は、白いスペースに、球体や四角いボックス、変な形のオブジェ的なもの…などをちりばめて、“ちょっと不思議な空間”を作って撮影。NiziUの皆さんの、妖精のような可愛らしさを引き出せたらと思い、準備しました。COOL ver.は逆に、とてもシンプルな空間で、ご本人たちのまっすぐな強さがそのまま表れるように撮影。皆さんは、どちらがお好きですか？

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