岡崎体育「番組の流れに乗り切れなかったな」 『スッキリ』生放送にカルチャーショック!?

2022.9.24
岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「『スッキリ』のマンスリーMC」です。
Entame

日本テレビ系列の朝の情報番組『スッキリ』のエンタメコーナー「SHOWCASE」マンスリーMCとして8月に4回、生放送に出演させていただきました。レギュラーを務めているテレビ東京系列の『おはスタ』も同じ朝の生放送。さらにNHKの『テンゴちゃん』でも生放送は経験しているし、生の歌番組にも出演させていただいたことがあります。なのでそんなに不安はなかったのですが、実際にその現場に飛び込むと驚くことがたくさんありました。すっかりカルチャーショックを受けて帰ってきました。

『おはスタ』は、台本の流れがとてもしっかりしています。子どもたちが見る番組ですし、きちんと一つ一つのコーナーを回していくことを第一に考えています。はっきりと進行が決まっていて、僕たち演者もしっかりリハーサルをして生放送に臨みます。 

一方、今回参加させていただいた『スッキリ』はとにかく自由! もちろん台本は用意されています。番組の流れ自体は、『おはスタ』と同じようにしっかり決まっています。でも、もし今話していることが盛り上がったり、メインMCの加藤(浩次)さんが全然違う質問をして、それが面白かったりすれば、ライブで起きていることが最優先で進められる。用意していたコーナーが放送時間内に入りきらず飛んでしまうこともありました。『おはスタ』のようなきっちり進行がすっかり身についている僕は、「ここでCMに振る台詞を俺が言わないといけないんだけど、今の流れだと言わなくていいのか、言ったほうがいいのか…どっち!?」と頭の中でぐるぐると考えてしまって、最初のほうはちょっとふわふわとしていたと思います。性格的に僕は台本がきっちり決まっていて、それに沿ってやるほうが向いているタイプなんです。就職活動でもグループディスカッションが得意だった。話が脱線したらとにかく本筋に戻したい。今回も「戻さないと」とつい考えてしまい、加藤さんや天の声さんなど超一流のMCたちによるフリースタイルのアドリブ合戦にまだまだ力及ばず、番組の流れに乗り切れなかったなと感じました。でも、4回出演させていただいて、最後のほうは流れに乗るコツを少しは掴めたかな!? という感触もあったので、ぜひまた番組に呼んでいただきたいです。次こそはフリースタイルで、ビシッとゴールをたくさん決めたいです!

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※『anan』2022年9月28日号より。写真・小笠原真紀 ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND) 文・梅原加奈

(by anan編集部)