第2弾はエッセイ! 猪狩蒼弥さんによる、特別書き下ろし。【anan編集部リレー日誌】

前回グループ５人で表紙にご登場いただいた際には、特集に合わせたポエム「熱」を書き下ろしてくださいました。大好評を経て、猪狩さんによる書き下ろし企画『イガリとコトバ。』がついに旗上げ！　特集内で、「運」をテーマにしたエッセイを掲載します。

今回は、今までご出演いただいていたグラビアの形とは少し体制を変えた、書き下ろし作品をメインとした企画。猪狩さんの紡ぐ言葉を中心に、それに合わせる形で文筆家のムードを纏った撮影を、さらにはスペシャルトークとして、芸人のマキタスポーツさんとの「言葉とエンタメを届けるということ」に関する対談が実現しました。

書き下ろし作品に関しては、この一冊が「幸運の引き寄せ方」特集であることから、聞く人の心を揺さぶるボキャブラリーを持ち、その発信から運をも手繰り寄せる猪狩さんの“言葉力”に注目し、依頼。特集テーマをお伝えすると、「それであれば、僕はまだ教えを説けるような立場ではないので、僕の思想や哲学みたいなものを昇華した作品をお届けしたい」とお返事をいただき、プロジェクトがスタートしました。いただいた原稿は、普段からステージや、楽曲そのもので伝えてきたような考え方が、より高濃度で、強いベクトルを持って凝縮されている“イガリイズム”120%な内容。猪狩さんがこれまでに物事をどう捉えて、どう行動に移してきたのかの脳内プロセスまでも覗かせる、剥き身の生の言葉を感じられるものになっています。

撮影は、家の離れのような、ヴィンテージ感のある小部屋の一角をイメージしたシチュエーションに。しっとり湿度のある空間で、佇み、考え、思考を洗練させ、文字を綴っていく。その一連の動作を、一つひとつゆっくりと切り取っていきました。撮影の設定をお伝えすると、「お願いしますー‼︎」と元気にスタジオに入られた雰囲気から一転、スッと力を抜いた落ち着きのある大人な表情に。書き下ろしにも感じられる、弱冠19歳の鋭い視線と瑞々しさが同居したものになりました。

そんな撮影日の後半は、日頃より猪狩さん、そしてHiHi Jetsのファンを公言するマキタスポーツさんとのスペシャル対談を収録！　上記のソロ撮影を行っている途中に到着したマキタさん。クールな表情で撮影中の猪狩さんを発見して「やべえ、本物じゃん！ よろしくね」と一言。猪狩さんも「よろしくお願いします！ そんな言い方はやめてください（笑）」と返すなど、スタジオは初めからとてもほっこりとした空気。２ショット撮影は一緒にダンスをするまでに盛り上がったり、対談でもお互いから出てくる解像度の高い言葉のキャッチボールが展開されたり。初対面とは思えないお二人のシンクロ具合に、スタッフはただただ圧倒されっぱなしでした。

猪狩さんが、とことん言葉と向き合い、とことん自身の言葉について語った今回の企画。ファッションシュートとはまた違う、一歩踏み込んだ世界にグッと引き込まれること間違いなしです。お楽しみに！（NF）

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