便秘&ガスだまり解消! インナーマッスルを刺激する“簡単ストレッチ”

2022.2.11
お腹が張って不快な時は、内臓を取り囲む筋肉を刺激して、腸の蠕動運動を促進させたい。お通じ改善にもストレッチを。トレーナーの中里賢一さんが「便秘、ガスだまり」に効果的な“ダイナミックストレッチ”を指南。

便秘、ガスだまり

スクリュー:腹筋群を刺激することで、内臓の動きを活性化する。

腸の蠕動運動も筋肉が関与。なので横隔膜やインナーマッスルを刺激したい。ただし直接アプローチするのは難しいので、腹筋群を刺激することで促そう。

【ここを動かす!】

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この姿勢で股関節から脚を回すには、腹筋群や「腸腰筋」など体幹と脚をつなぐ筋肉が使えないとうまくできない。

脚を付け根から持ち上げて、グルグルと回転させる(左右各5回転)。

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左脚が上になるように、両脚をそろえて、横向きの寝姿勢に。胸の前に両手をついて、上半身を起こす。股関節から左脚を持ち上げて、脚をリズムよく回転させる。反対側も同様に。

脚の横ワイパー:股関節を動かして、腸へ刺激を入れる。

膝の開閉動作なので脚が大きく動くが、ターゲットは腹筋群。腹筋に刺激を与えて、腹部の血流を促進。お通じ改善にもストレッチを活用しよう。

【ここを動かす!】

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まずは「股関節」がほぐれる感覚を意識。この体勢をキープするだけでも、腹筋群に自然と刺激が入る。

床に横たわり、上の脚を上下に大きく動かす(左右各5往復)。

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左脚が上になるように、膝を軽く曲げて、床に横たわる。胸の前に両手をついて、上半身を起こす。左脚で扇を描くように、股関節から上下に動かす。反対側も同様に行う。

ブラトップ¥9,300 レギンス¥15,400(共にチャコット・バランス/チャコット TEL:0120・155・653)

中里賢一さん ボディメンテナンスサロン「MARKS」代表。さまざまな不調を抱えている人に寄り添い、その人に合ったケアを行う。監修本に『DVDカラダがスーッとラクになる可動域ストレッチ』(西東社)など。

※『anan』2022年2月16日号より。写真・中島慶子 スタイリスト・武政 ヘア&メイク・yumi(Three PEACE) モデル・中嶋杏里沙(LIGHT management) イラスト・井上 香 取材、文・鈴木恵美

(by anan編集部)