今年は恐怖のハロウィン体験!? “ギネス記録認定”シリーズ『ソウ』が新作公開

2021.9.13
『ソウ』シリーズを鮮烈に、過激にリセット。『スパイラル:ソウ オールリセット』をご紹介します。
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閉ざされた状況下に置かれた人間の極限状態をスリリングに描く、ソリッド・シチュエーション・スリラーの金字塔、映画『ソウ』シリーズ。2004年にサンダンス映画祭で公開されると瞬く間に評判を呼び、全8作が制作。“もっとも成功したホラー映画シリーズ”として、ギネス世界記録に認定されるほどの社会現象を巻き起こしました。レンタルビデオショップで映画を借りるのが定番だった頃には、棚に並んでいる白いパッケージが怖すぎて手が出せなかった想い出を持つ方もいるはず!

『スパイラル:ソウ オールリセット』は、『ソウ』シリーズの世界観を受け継いだ新章の幕開けとなる作品。最初の惨劇の舞台は、地下鉄の線路上。舌を固定され、宙吊りとなった男は、ジグソウを模した猟奇犯の非情な通告を受けます。“舌を引き抜いて生きるか、ぶらさがったまま死ぬか?”。やがて猛スピードの電車が轟音を立てて迫り、無残にも男の体はバラバラに…。それは猟奇犯が仕掛けた新たなゲームの始まりにすぎません。ターゲットは、悪徳警察官。捜査の指揮を執るジーク・バンクス刑事のもとには、被害者の人体の一部とポリスバッジが入った青い箱が次々と届けられ、彼は次第に追い詰められていきます。冒頭からグロ痛いシーンがド派手に登場するので、思わず目を覆ってしまうかも。でも、そのシーンを克服できれば、バラエティに富んだ死のトラップや猟奇犯の正体をめぐるミステリーに引き込まれていくことでしょう。

主人公のバンクス刑事を演じたのは、クリス・ロック。エミー賞に2度、グラミー賞に3度輝き、アカデミー賞の司会も2度務めた実力派コメディアンです。彼は『ソウ』シリーズの熱狂的ファン。ある結婚式で映画会社ライオンズゲートの副会長と同席した際、『ソウ』新章のアイデアを熱っぽく売り込み、本作のプロジェクトがスタートするきっかけとなったというからすごい。なんでも言ってみるものです。彼は製作総指揮も兼ねており、『ソウ』シリーズでジグソウを演じたトビン・ベルのポートレート、ノコギリや手錠の登場の仕方など、随所にシリーズへのリスペクトが感じられます。バンクス刑事の父親で、伝説の刑事マーカスを演じた名優サミュエル・L・ジャクソンも『ソウ』シリーズやホラー映画が好きだからこそ、オファーを快諾したとか。お約束の「マザー・○ァッカー」を連発し、猟奇犯を相手に少しもひるまない圧倒的な存在感は、新章ならではの見どころです。

イケメン好きなら、バンクス刑事の忠実な相棒ウィリアム・シェンク刑事を演じた、マックス・ミンゲラに注目。彼は『コールドマウンテン』などを監督した名匠アンソニー・ミンゲラを父に持ち、『ラ・ラ・ランド』のスタッフが再結集した映画『ティーンスピリット』で監督デビューを果たした才人。同作に主演したエル・ファニングと交際し、華やかな話題を振りまきました。

かつて全米でハロウィンのシーズンに公開され、風物詩となっていた『ソウ』シリーズ。本作は今年5月に全米公開されていますが、日本公開のタイミングはハロウィン気分が高まる時期。今年は、『ソウ』新章で、背筋も凍る恐怖のハロウィンを体験してみては?

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『スパイラル:ソウ オールリセット』 全米公開時に興収2週連続No.1を記録した『ソウ』シリーズの新章。ジグソウを模倣する猟奇犯が登場する。出演/クリス・ロック、マックス・ミンゲラ、サミュエル・L・ジャクソンほか R15+ 9月10日(金)より公開。(R),TM&©2021 Lions Gate Ent. Inc. All Rights Reserved.

※『anan』2021年9月15日号より。文・田嶋真理

(by anan編集部)

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