お酒や寂しさに流されず“個”を磨いていきましょう。
様々な占術で時代を読み取るLove Me Doさん。今の運気は、個を重視する流れに移っているそう。
「今は風の時代。あらゆるものが変革していき、私たちはその変化に対応していかないといけません。そのためには自分の個の力を伸ばすことが大切です。風の時代は所属する組織や肩書、学歴などに重きが置かれなくなるので、ある意味平等な時代ともいえます」
2021年の下半期は、逆に人との絆が大切にされるそう。
「7月27日までは、人とのつながりを考えさせられることが多くなりそうです。人と会う機会が減って、人恋しさが募ったりするでしょう。ただ、そこでお酒や寂しさに流されず、自分を高める行動をしましょう。転職するのにいい時期でもあるので、キャリアアップを目指して活動するのもいいです。心配なことがあるときは、つい目の前だけを見がちですが、コロナ収束後とさらにその先を見据えて、次の一手を常に考えるのが大切です。そのトレーニングとして、戦略性のあるパズルゲームをやるといいかもしれません」
今日から始めるLove Me Do流“開運プチ風水学”
琴の音色に触れる
「琴は龍に見立てた楽器で、各部位にも龍の文字が使われています。龍は運気が高まるものの象徴ですから、龍に見立てた琴の音を聴くのも運気が高まります。古典の曲だけじゃなく現代風の曲もあるので、聴きやすい曲から聴いてみるのがいいでしょう。そういう意味で、『この音とまれ!』というアニメもおすすめです。この作品は箏がテーマの物語で、作中のオリジナル曲『龍星群』は龍がテーマ。物語もアツくて泣かせてくれます」
柑橘系、オレンジの香りを取り入れる
「柑橘系の香りは運気を高めます。香りのもとは果実ですが、果実は植物が十分に育って、次の種子を育てるためのものなのでエネルギーが凝縮されているんです。その香りを取り入れるとエネルギーがもらえます。なかでもオレンジは、太陽のような幸せを与える色をしているので色彩学の面からもいい。香りもさわやかでリラックスできます。栄養的にもビタミンCが摂れて抗酸化効果があって、免疫力も上がってとてもいいですね」
頭皮&足つぼマッサージをする
「東洋には三才という考え方があります。世界は天・人・地で成り立っていて、人は天と地からエネルギーを受け取るというもの。天からのエネルギーは頭で受け取りますから、頭皮をマッサージして感度を高めるといいです。同じように大地からのエネルギーは足の裏で受け取ります。また、2022年は魚座の年ですが、魚座は人体では足の象徴なんです。その意味でも、今年後半から来年は足つぼマッサージや足裏のケアが開運につながります」
ジビエ肉を食べて野性を取り戻す
「占星術でみると、去年末から風の時代に入っています。占星術で風の時代は変革を意味しますから、私たちも変化をしていくことが大切になります。どういう方向に変化するか? ズバリ“野性を取り戻す”ことが大事なんです。自然の中で生きる原始人のように、周囲のささいな変化にも気づく鋭敏さと何でもゼロから作るバイタリティを持つ人が、これから運気が上がります。手っ取り早いのは、ジビエ肉を食べて野性を取り込むことです」
ネット対戦ゲームで闘争本能を呼び覚ます
「2021年の干支は辛丑(かのとうし)。『辛』という字は金行を表しているんですが、金行は戦いがテーマなんです。なので今年いっぱいは“戦いの年”になります。今は心が疲れている人が多いと思いますが、闘争本能を呼び覚まし、戦う意欲を持つことが運を手にする鍵になります。なので、人と競争をしましょう。今までならスポーツをするのが手軽でよかったんですが、今はちょっと難しい状況なので、ネット対戦ゲームがいいと思います」
ラブ・ミー・ドゥ 占い師、風水師、占星術師。風水、四柱推命、手相、占星術など東洋、西洋の占術に精通し、メディア出演や著書多数。芸能人のブレイクや政界の重大ニュース、自然災害の予見、プロサッカーの試合結果など数々の的中エピソードを持つ。
※『anan』2021年6月16日号より。イラスト・小迎裕美子 取材、文・金山 靖
(by anan編集部)