横澤夏子、婦人科検診で「痛い可能性がある」と言われ…医師のその後のセリフは?
努力と経験を積むことが自信を持つための近道に。
以前、婦人科検診に行った時に、担当の先生から「検査が痛い可能性がある」と言われました。でも、その後に先生は、「私、痛くさせないんで」ときっぱりと明言したんです。それを聞いて“一番痛い思いをするのは避けられるんだ”と安心したし、“痛くしないと言ってるけど、どんなもんよ?”という気持ちになって構えずに済みました。しかも、実際、痛くなかったんです。それにしても、ここまで自分の仕事に対して自信があるってすごいなと思ったんです。だって、「絶対にスベりませんから」とは言えないですから。自分で自分にプレッシャーをかけるようなことを言って大丈夫かなと、心配すらしちゃうレベルです。でも、先生の年齢は50~60代くらいでしたが、きっとこれまでにさまざまな経験を積み、痛くしない術を知って言っているわけですから本当に尊敬します。しかも自信満々の嫌な感じでなく、淡々とした穏やかな口調ゆえ、包み込んでくれているような気持ちになる。たとえるなら、説法を聞いているような気分でしょうか…!
先生のようになるには、日々、一生懸命自分の仕事に向き合うのみ。あとは、相手のことをしっかりと見て、その人が一番安心する言葉を選ぶことも大事だと思いました。先生は、私に対しては「痛くしませんよ」でしたが、急いでいる人には「すぐ終わりますよ」、不安な人には「なんでも聞いてください」「あなただけじゃないですからね」などと、それぞれに違う形で声をかけている気がしました。それも、いろいろな出来事にケースバイケースで対応してきたからこそ、できること。私も努力と経験を積み、「スベりませんから」と言えるようになるくらい、プロとしての自信を持てるようになりたいと思います!
よこさわ・なつこ 芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。
※『anan』2021年2月10日号より。写真・中島慶子 イラスト・別府麻衣 文・重信 綾
(by anan編集部)