めんどくさい女病のうち、今回は「オドオド子」「察してちゃん」「プロおかん」の3つをご紹介。それぞれのチェックリストのうち、3つ以上当てはまったら注意が必要。神崎さんの処方箋を参考に、めんどくさい女病を上手にコントロールし、発症を防ぐ術を身につけましょう!
オドオド子
嫌われるのを恐れ、彼の顔色を窺ってはいちいち挙動不審に。
こんな人は要注意!
□もともと気遣い屋で優しい性格。
□失恋した経験が多い。
□人から嫌われるのが怖い。
□自己肯定感が低い。
具体的な症状
“彼に捨てられてしまうかも…”という恐怖心が、オドオドした態度に表れるタイプ。
「これはもともと優しい性格の人に多い症状。“彼の機嫌を損ねたら嫌われてしまうかも”という不安や、“私なんかを好きでいてくれる彼を絶対に手放したくない”という自己肯定感の低さから、常に彼の顔色を窺ってオドオドしてしまいます。しかし、自分の意見を言わないと、時に相手を苛立たせてしまうことも。自分も疲れてしまいますし、この関係性が続くと、彼がどんどんモラハラになっていく恐れもあります」
処方箋
「自分を持っていない女性を追いかけたくなる男性はなかなかいません。顔色を窺わず、自分の意見を言うことが愛されポイント。まずは1日1個言いたいことを言うことから始めてみてください。それで不機嫌になったり、文句を言うようならただのモラハラ男。さっさと別れましょう」
察してちゃん
本音を口にせず、遠回しな表現や態度で察してアピール。
こんな人は要注意!
□受け取りベタ。
□人に頼ることが苦手。
□自分が察する能力に長けている。
□いい子でいたい思いが強い。
具体的な症状
彼にしてもらいたいことをストレートに伝えられず、腹の内とは別のことを言ってしまったり、遠回しな表現や態度でアピール。察してもらえないと、急に不機嫌に。
「彼の前でいい子でいたい、謙虚でいたいと思う女性こそ、発症しやすい症状。これは、女性の共感力が男性にもあると思い込んでいることが原因で起こります。しかし、女性と違って男性は額面どおりにしか受け取らないもの。はっきりと言葉にしない限り、あなたの本当の望みも、そこであなたが怒っている理由も彼にはわかりません」
処方箋
「男は察せません。そして察する能力と愛情の大きさは別物。何かしてほしいことがある時は、“食器洗い、してもらえると嬉しいな~”など、正直に可愛く伝えれば、彼も叶えてくれるはず。“なんでわかってくれないの?”という怒り口調はやめて、自分の本音にリボンを巻いて言うくせを」
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プロおかん
おかんのように過剰に世話を焼き、良妻賢母をアピール。
こんな人は要注意!
□マメな人。
□人の世話を焼くのが好き。
□結婚願望が強い。
□家事が得意であることがアピールポイント。
具体的な症状
彼の家に押しかけてごはんを作ったり、結婚前にもかかわらず嫁さん気取り。そのうち彼の生活や交友関係にまで口を出し、干渉しまくるのがプロおかんの特徴。
「たまに世話を焼く程度ならありがたいと思われますが、“飲みすぎないようにね”“無駄遣いはダメよ”など、過剰な干渉はおかんとかぶって100年の恋も冷ましてしまいます。彼のためにやっているつもりでも、“私、いいお嫁さんになるよ。だから早く結婚して”という良妻賢母アピールが見え隠れ。彼は圧にしか感じません」
処方箋
「男性は追われるよりも女性を追いかけていたいので、女房ヅラされると息苦しくなってしまいます。このタイプの人は、その余りがちなエネルギーを彼のお世話ではなく、自分磨きに注いで昇華させましょう。むしろ可愛く甘えて、彼に世話を焼かせるくらいの気持ちでいてください」
神崎メリさん 恋愛コラムニスト。恋愛格言を綴った公式ブログは月間200万PV超え。近著は『大好きな人の「ど本命」になるLOVEルール』(大和書房)。
※『anan』2020年2月19日号より。イラスト・菜々子 取材、文・菅野綾子
(by anan編集部)