アンアンからニュースを配信します!

冷えに即効く! 10分以内でできる、お手軽スープレシピ4選

2018.12.16
体の冷えを改善するには、日々の食生活でも温めることを意識したいもの。そこで医食同源の本場、中国発祥の薬膳を取り入れたかんたんスープのレシピを冷えタイプ別に紹介。食材もスーパーで手軽に買えるものばかりなので、これからの食事で試してみて。

体質や季節に合った食材を、より効果的な組み合わせで取り入れる薬膳。その考え方の基本となるのは「陰陽五行」という思想。

「陰は冷やす、陽は温めるなど陰陽は相反する関係。五行は自然界や体の臓器を5つの性質に当てはめ、互いに促進・抑制する関係を表しています。その調和がとれていれば健康な状態。でも現代人は、乱れた食生活やストレスフルな環境によりバランスを崩しがち。特に女性は生理もあるので、血行が悪くなり、冷えやすい」と薬膳に詳しい料理家の植木もも子さん。

今回、植木さんに教えていただくのは、体を温める薬膳スープ。作る上で知っておきたいのが、食材の性質を5つに分類する「五性」。

「食べ物それぞれに温めたり、冷やしたりする作用があり、それを分類したものが五性。今回、冷えを4タイプに分けましたが、自分の状態に適した食材を摂れば、体のエネルギーや血のバランス、巡りが整い、冷えを改善できます」

それではさっそく、10分以内で出来上がる、忙しい朝も、小腹がすいたときでも思い立ったらすぐに作れる“クイックスープ”をご紹介!

キャベツとコンビーフのスープ

スープ

調理時間約8分、“末端冷え”に効く!
キャベツと牛肉は胃を活性化し、こしょう、玉ねぎは温めて巡らせる作用が。胃がしっかり働けば、手足までエネルギーが行き渡ってほかほかに。

<材料/2人分>
コンビーフ…100g、キャベツ…約1/8個、白ワイン…大さじ1、玉ねぎ…約1/4個、塩…少々、こしょう…少々、無添加コンソメスープの素…小さじ1/3

<作り方>
【1】コンビーフは厚さ1cmに切って2~3等分にする。キャベツは2~3cm幅のざく切りにする。玉ねぎは薄切りにする。
【2】鍋に水400mlと玉ねぎを加えて火にかける。沸騰したらコンソメスープの素、キャベツを加え、再沸騰したら約1分煮て、さらにコンビーフを崩しながら加える。
【3】【2】に白ワイン、こしょうを加え、味をみて塩で調える。

山芋と干しエビのポタージュ

スープ

調理時間約5分、“下半身冷え”に効く!
血行や代謝を促すエビと、下半身のエネルギーを高める作用がある山芋を使った一品。香菜や万能ねぎでエネルギーの巡りをスムーズに。

<材料/2人分>
山芋…約120g、干しエビ…大さじ2、万能ねぎ…6本、香菜…1株、しょうゆ…大さじ1/2、和風出汁の素…少々、酒…大さじ1

<作り方>
【1】鍋に水400ml、ぬるま湯で洗って戻した干しエビを入れて火にかける。沸騰したら、出汁の素と酒、2cm幅の斜め切りにした万能ねぎを加えて、しょうゆで味を調える。
【2】山芋をすりおろして加えて、ひと煮して火を止める。器に盛り、ざく切りにした香菜を添える。

小松菜とサバ缶の味噌汁

スープ

調理時間約5分、“内臓冷え”に効く!
胃腸を元気にする小松菜とサバを使った味噌汁。消化吸収を助けるクミン、血行を改善する干ししょうがの風味は、味噌と相性抜群!

<材料/2人分>
小松菜…4株、サバ水煮缶…1缶(190g)、干ししょうが(ジンジャーパウダーでも可)…大さじ1/2、クミン…3つまみ、味噌…大さじ1、酒…大さじ1

<作り方>
【1】サバ缶の汁を鍋に入れて水400mlと酒、干ししょうがを加えて火にかける。
【2】沸騰したら、3~4cm幅にざく切りした小松菜とクミンを加えてひと混ぜして、サバ缶のサバを加えて大きくほぐす。
【3】再沸騰したら、味をみてから味噌を溶き入れる。

ニラと卵のスープ

2131-スープ4

調理時間約8分、“全身冷え”に効く!
ニラ、こしょう、干ししょうがなど、体を温めて巡りをよくする食材を使った中華風スープ。しょうがの爽やかな辛みがアクセント。

<材料/2人分>
ニラ…1/2束、卵…2個、干ししょうが(ジンジャーパウダーでも可)…約大さじ1/2、酒…大さじ1、無添加鶏ガラスープの素…小さじ1、塩…小さじ1/4、こしょう…少々

<作り方>
【1】鍋に水500mlと干ししょうがを加えて火にかける。沸騰したら弱火にして5分煮る。
【2】ニラは1cm長さに刻む。卵は溶きほぐし、酒を加えて混ぜる。
【3】【1】に鶏ガラスープの素を入れて塩、こしょうで味を調え、ニラを加えてひと混ぜし、溶き卵を回し入れて、菜箸でかき混ぜて火を止める。

植木もも子さん 料理家、管理栄養士、国際中医師、国際中医薬膳管理師、遼寧中医薬学院日本校薬膳講師。雑誌、広告などでメニュー開発などを手がける。監修本に『薬膳・漢方食材&食べ合わせ手帖』(西東社)。

※『anan』2018年12月19日号より。写真・小川朋央 スタイリスト・荻野玲子 取材、文・野尻和代

(by anan編集部)

お肉×ビール、それから私…! 愛が高まる「冬のおうちごはん」レシピ