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“自分磨き”は外見だけじゃない “色っぽい”美容家の意見

2018.12.10
私たちのライフスタイルの指針となる本を発表している、さまざまな業界で活躍する著者たち。自身の体験から、現状を打破し運命を動かすためのメッセージをいただきました。
本

神崎 恵さん(美容家)『あの人がいつも色っぽいワケ』

今の仕事に出合う前、20代後半の頃は、「これからどうやって生きていこう…」と迷った時期が長くありました。でも今後を考えた時に、“まあまあの人生”か“私でよかったと思える人生”、どちらかを選ぶとしたら「後者しかない!」と、とにかく行動を起こすことにしたんです。その時は、ブライダルフラワーのスクールに通ったり、宅建や簿記の勉強をしたり、あらゆる興味のあることに挑戦しました。実際に動いてみると、一見仕事に関係がなさそうなことが意外な点と点で結びついたり、「何が自分の運命を変えるかわからないし、何が人生を作っていくかわからないな」と実感することも。ずいぶん遠回りや失敗もしたけれど、そのすべてが必要なものだったと今では思っています。リスクを恐れず、そこに飛び込めた人だけが、チャンスを掴み取る権利を得ることができるんです。

“自分磨き”という言葉がありますが、これは外見のことだけを指しているのではないはず。私が思う本当の“自分磨き”とは、人生で何度か必ず訪れるチャンスを全力で掴み取るためのスキルのこと。例えば、いろいろな本を読んで言葉の選び方を学んだり、海外に行って経験を積んだり、写真集を見て色彩のセンスを磨くこともそうです。自分が思いもよらないタイミングでチャンスが巡ってきた時に、それを確実にモノにするための準備をしておくと、可能性はぐっと広がると思います。

また自分の運命を拓くためには、人としてはもちろん、女性として魅力的であることも大事。その中で私が今も心がけている習慣の一つは、“古い女にならない”ということ。例えばメイクも髪型も、いつも同じスタイルではつまらないですよね。トレンドに流されるのとは違いますが、常に時代の流れを掴みながら、それを自分らしく落とし込んで表現したり、毎回違った提案をしていくことが、今の時代を生きる女性たちにはきっと必要とされているはず。強さの中にも軽やかさをまといつつ、私自身も自分を日々バージョンアップしていきたいです

大草直子さん(エディター、スタイリスト)『大草直子のSTYLING & IDEA』

自分のこれまでの人生を振り返ると、20代30代と、たくさんのターニングポイントを経験してきました。社会人になってからの最初の転機は、新卒で入った出版社を27歳で退職した時です。憧れだったファッション編集者を辞めて次に目指したのは、南米。その頃、私はサルサに興味を持っていて、本場のダンスが見てみたいと、一人でその世界に飛び込みました。もちろん、周囲は大反対。でも、あの決断がなかったら今の人生はなかったと思うほど、自分の価値観に大きく影響を与える経験となりました。

大人になると、仕事をしたり、結婚したり、子どもを産んだり、女性はさまざまな顔を持つものですが、私が大事だと思うのは“サード・プレイス”。つまり、“家庭での自分”がファースト・プレイス、“仕事での自分”がセカンド・プレイスだとしたら、サード・プレイスは、“自分自身の自分”です。私にとっては20代の時に出合ったサルサがそう。みずからの軸となるサード・プレイスがエアポケットのように心の中にあることで、いつだって自分らしさを失わずにいられると思っています。「まだそんなふうに思える存在に出合っていない」と感じる人も、焦る必要はありません。大事なのは、自分の心を動かすこと。「どうしても行きたい」とか「何が何でもやりたい」という素直な気持ちを持ち続けてさえいれば、運命は自然と拓けてくるはずですから。

仕事で悩みを抱えているのであれば、すぐに結果を出そうとしないことも実は大切。今は、女性が100歳まで生きることもできる時代です。20代前半から社会人としての人生がスタートするとして、約80年間の人生を4つの期間に分けてみると、どこに仕事のピークを持っていけばいいかといったプランニングも可能。それなのに、たった2~3年のことで悩むなんてすごくもったいない。私も人生の第3ステージでは新しいことに挑戦したいと計画していて、できれば95歳まで働きたいと思っているんですよ(笑)。女の人生、まだまだこれからです。

かんざき・めぐみ 一人一人に合わせたメイクやビューティスタイルを提案するアトリエ「mnuit」を主宰しながら、美容雑誌をはじめ、幅広い世代の雑誌に連載を持つ。全国各地にてイベントやメイク講座も数多く開催。近著に『あの人がいつも色っぽいワケ「 なんか気になる女」になる。』(大和書房)、『わたしを幸せにする41のルール』(廣済堂出版)など。累計発行部数は120万部を超える。

おおくさ・なおこ 大学卒業後、婦人画報社(現ハースト婦人画報社)に入社。雑誌『ヴァンテーヌ』の編集に携わったのち、独立。2015年よりWebマガジン「mi‐mollet」の編集長、2018年コンセプトディレクターに就任。『大草直子のStyling Book』(ワニブックス)、『大草直子のSTYLING & IDEA 10年後も使える「おしゃれの結論」』(講談社)など著書多数。インスタグラムは@naokookusa

※『anan』2018年12月12日号より。写真・中島慶子 取材、文・瀬尾麻美 撮影協力・PROPS NOW

(by anan編集部)

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