値段が高いは言いづらい…横澤夏子、あえて言ってこそ“いい女”と持論

2018.11.18
出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、見栄を張らず、本音を隠さない女性、「素直に高いと言える女」になりきり。

「高いね~」をきっかけに話が盛り上がることもある。

いい女

友だちとごはんを食べたりするときに、“ちょっと値段が高いかも”と思っても言えないことってありませんか? 以前、北海道で1杯700円の生搾りメロンジュースを見たときに、私は“高い”と思ったのですが、それを素直に言うのって難しいと感じたんです。「めちゃくちゃ安いよ」は素直に言えるけど、逆の「高い」は、プライドがあると口にしづらいフレーズですよね。言うと相手にどう思われるだろうと気になってしまうし、とはいえ、大丈夫なフリをすると支払いのときにお札を震えながら出す…なんて困ったことになりかねません。だから、見栄を張ることなく、ストレートに「ちっと高くない?」と、自分の生活レベルがわかるような発言ができる人って、潔くて素敵ですよね。それに、「あの路線って何であんなに高いの!?」など、みんなで「高い」を共有することで、会話が盛り上がることもあると思うんです。前に、番組の撮影中に1250円の石けんを見つけて高いと思っていたら、一緒に出演していたアナウンサーさんが「高いですよね~」と言ってくれて。“この人は同じ価値観なんだな”と、嬉しくなったこともありました。

周りを気にせず「高い」と言うには、普段のランチや、行く予定のお店の相場を調べておくといいかもしれません。結婚式に包む金額が3万円のように、だいたいこのくらいなどと知っておくと、それより高い金額のときには、遠慮なく言えると思うんです。それに、たとえ高いお店でも事前にそのことを知っておけば、“今日はそういう日だ”と覚悟ができるし、余裕も生まれますよね。お財布に厳しいと思いながらも言えず、だんだんと女子会の費用が上がるのは辛いもの。勇気を出して、言ってみるようにしましょう~!

よこさわ・なつこ 芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。初の著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。

※『anan』2018年11月21日号より。写真・中島慶子 イラスト・別府麻衣 文・重信 綾

(by anan編集部)


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