横澤夏子が解説! “いい女”が焼肉店ですべきこととは?

2018.10.7
出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、焼肉でいい働きをする気遣いができる女になりきり。
横澤夏子

タレを入れられて迷惑な人はいません!

以前、取材に行った焼肉店の店長さんと話していたときに、「焼肉のタレを何も言わずに相手の皿に入れている男女がいたら、その二人は付き合っている」と言われて、面白いなと思ったことがありました。それ以来、注意して観察すると、たしかにいい感じのカップルが多いなということに気づいたんです。何も言わずにタレや塩を入れるというのは、相手のことをよく知っている証。それができる女性は、タレを入れる絶妙なタイミングもわかっているし、相手の好きな肉の焼き加減も熟知している。また、相手が自分で焼きたいタイプかどうかも、ちゃんと頭に入っている気が遣える女性だと思うんです。しかも、タレや塩は、焼肉に行くと誰しもが必ず使うものだから、小皿に入れて迷惑になることなんて一つもありません。これはお寿司屋さんでお醤油を入れるのも同じだと思います。「だって、絶対につけるじゃん! だから入れておくね」というふうに、ササッと小皿に入れるような、サバサバした感じもステキですよね。

ただし、これが餃子の場合は話が別。タレの好みは人それぞれ違うので、思い込みで入れても使わず、気を遣わせてしまいかねません。そこは注意が必要です! まずは、最初から小皿にタレが入っていない焼肉店を探すところから始めるのがよさそうです。もし、もともと入っているお店にあたってしまったときは、コチュジャンを入れることでアピールしてみては。そして、いざ席についたら、相手より早くタレを入れるように頑張ってください。 そもそも焼肉デートは、イベント性があるし、「焼けてるよ~!」などと自然と会話が続く楽しいもの。そこで“タレ先手”をうまく取ることができれば、さらに盛り上がるはずです!

よこさわ・なつこ 芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。初の著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。

※『anan』2018年10月10日号より。写真・中島慶子 イラスト・別府麻衣 文・重信 綾

(by anan編集部)


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