欅坂46の佐藤詩織「抜き方が少しわかった気が…」 呼吸法温活にトライ!

2017.12.15
無意識に、一日中ずっと行っていること―それは呼吸。深く吸って吐く腹式呼吸には、体を内側から活性化させる効果が。江戸時代にルーツのあるZEN呼吸法を毎朝5分半実践すれば、内側からマッサージされたように全身温かに!

普段、何気なく行いがちな呼吸だけれど、呼吸アドバイザーの椎名由紀さんが考案した「ZEN呼吸法」を取り入れると、体の内側からぽかぽかに。

「これは姿勢や体内を意識しながら行う腹式呼吸法です。まず大切なのが姿勢。現代人は、長時間に及ぶデスクワークや心理的ストレスなどで日頃から体に力が入りがちですが、それによって血流が滞り、体は冷えてしまいます。一方、ZEN呼吸法は体にとってラクな姿勢をとるので、自然と力みが解消。深い呼吸をしやすい体勢でもあるため、腹式呼吸をすると横隔膜が大きく上下。その影響で内臓も活発に動き、指先など末端にまで血流が促されて、体が芯からしっかり温まるのです」

その際、体の内側、つまり内臓や器官をイメージするのも大事。

「“お薬バター”をゆっくり浸透させて癒すつもりで、それぞれの臓器の存在を意識して。それだけで、各臓器が活性化してきます」

この呼吸法を、毎朝5分半。

「起きてすぐ行い、体を正しい姿勢へ導きます。すると、それが一日持続して、温めスイッチがオンの状態に。私はこの呼吸法で基礎体温が1.5℃アップ。誰でもぽかぽか体質に変われますよ」

欅坂46の佐藤詩織さんが挑戦してみました。

お薬バターをイメージしながら、深く長く腹式呼吸。

佐藤詩織

ZEN呼吸法で特徴的なのが、お薬バターをイメージする過程。お腹が膨らむように鼻から息を吸い、時間をかけて少しずつ全部吐ききる。目を閉じてこの腹式呼吸を繰り返しながら、頭の中でバター状のお薬が臓器に浸透していく様をイメージ。消化や代謝を促し、温めにも重要な役割を果たす主要な臓器を、一つずつ意識して。

椎名由紀さん 呼吸アドバイザー。江戸時代に禅僧が考案した呼吸法をベースに「ZEN呼吸法」を独自に体系化。著書に『呼吸美メソッド 改訂版』(双葉社)など。

さとう・しおり 1996年11月16日生まれ。「ダンスの先生に肩に力が入っていると言われますが、抜き方が少しわかった気が」

後ろを結んだインナーセットタンクトップ¥12,000 フラワーレギンス¥8,300(共にエミ ヨガ/エミ ニュウマン新宿店TEL:03・6380・1018)

欅坂46 乃木坂46に続く“坂道シリーズ”第2弾として誕生し、2016年4月、シングル『サイレントマジョリティー』でデビュー。メッセージ性の強い楽曲とパフォーマンスで幅広い世代に人気。『第68回NHK紅白歌合戦』にも出場予定。

※『anan』2017年12月20日号より。写真・小笠原真紀 スタイリスト・白男川清美 ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ) 文・保手濱奈美

(by anan編集部)


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