B子:え、不良からの70歳オーバーですか? 振り幅激しい企画ですね、これ(笑)。
A子:うん! あのね、私が“ひふみん”を好きになっちゃったことがきっかけなの。
C子:ひふみん…、あ、将棋の棋士の方ですね。加藤一二三さん。おじいちゃん萌えですか?
A子:もともと私がおじいちゃんっ子だったというのも大きいと思うんだけど、なんかちょっと浮世離れしているというか、日常の泥にまみれていない感じが、すごく好きなの。学者のような、純粋さがある気がする、ひふみん。
B子:ちょっとわかるかも。ひふみんって、ノーベル賞を獲った科学者とかと、通じる何かがあるよね。なんか濁ってない感じ。
A子:そう、天才肌。
B子:余談だけど、ひふみんの若い頃って、めっちゃくちゃイケメンなの知ってる?
A子:ホント?!
B子:菅田将暉さんによく似てる。
A子:マジかー。天才でイケメンって、最強じゃない。
C子:一つのことに没頭して生きてきた方々って、素敵ですよね。浮世離れしてて。同じ感じで、私は落語家の三遊亭小遊三さんが好きで。まあ、ひふみんの浮世離れ感とは少し違いますが(笑)。
A子:『笑点』の人?
C子:そうです。『笑点』では、ほっかむりをして泥棒キャラを演じちゃったり、卓球が上手いとかそういうことばっかりクローズアップされますけど、古典落語がお得意という、求道者的な一面があって。しかもイケメン。
B子:確かにお顔は整っている。
C子:ダンディですよ、小遊三師匠は。
B子:伝統芸能枠だったら、私はお相撲の、北の富士勝昭さんが断トツだわ。見てよこの、酸いも甘いも噛み分けた、味のあるハンサム顔。
C子:よくNHKで解説されてますよね、和服で。色っぽいなって思って見てます、私も。
B子:そうそう。解説は、厳しいことも言うんだけど、愛あるコメントもしてくれる。いなせなお方。
A子:粋な感じの人だよね。
B子:うん。ちょっと前、ご病気をされてしばらく相撲中継をお休みされてたときがあって、相撲を見る楽しみが正直半減したわ。でも帰ってきてくれてよかった。
C子:北の富士さん、歌がめちゃくちゃ上手いらしいですよ?
B子:あ~、なんかそれも、昭和の色男って感じでいいわ~。そうだ、そうそう、アンアンが創刊されたばかりの頃、色男といえば、石坂浩二さんだったんだよね。
C子:元祖慶應ボーイ!
A子:石坂さんも、今年は『やすらぎの郷』で話題になったね。
C子:見てると立ち居振る舞いがエレガントですよね。平成の男子にはなかなか真似できないですよ、あれは。あ、あと私にとってのエレガントなナイスミドル枠、言っていいですか?
B子:どうぞどうぞ。
C子:細野晴臣さん。
B子:えー、細野さんいくつ?
C子:実はもう70歳。
A子・B子:うそ~!
C子:声が素敵なんですよ。一度取材でお目にかかったことがあるんですが、トークは小粋だし、振る舞いはエレガントだし。まさに私の理想のダンディでした。女性のエスコートもすごく自然で。
A子:昭和世代の男の人って、女性をすごく優しく扱ってくれる気がする。そこはぜひ、平成男子に見習ってほしいなぁ。
B子:わかるわ。女性に対しても、カッコよくありたいっていう自意識が高いんだろうな。
C子:釣り合うような、素敵な大人の女になりたいもんです。
A子:ですな。
B子:がんばりましょう(笑)。
【人気記事】
※新垣結衣の中学時の部活は意外にも「アレ」だった!?