私の体がパワースポットに!? “インナー風水”って何?

2017.9.29
大地のエネルギーの通り道を整えて家に取り込む“風水”の考え方を元に、自分自身の体内で気の流れを整え、運気を高める。この“インナー風水”と呼ばれる気功法を、初心者向けに簡単に、気功太極拳を極めたやまみつさんに伝授してもらいました。

最近良いことがないと感じているアナタ。もしかすると、体の中に悪い気が溜まっているのかも!?

「風水やパワースポットで良い気を取り込むのも運を高める一つの方法ですが、自分自身の気の流れを良くすることでも、運は高まります。体内の気の流れの滞りを解消すると、自分自身から気があふれ、自らが“パワースポット”になる。すると人やお金も自然と集まるように」(やまみつさん)

これがやまみつ式の“インナー風水”。実践する上で欠かせないのは“邪気を出す”ことと“ツボ開け”。ツボ開けとは、気の通り道である経絡を開くこと。

「人の体にある重要な12本の経絡がしっかり流れていれば、病気にならないといわれています。この12本を統括しているのが、体の前後の中心線を流れる経絡(任脈と督脈)。ツボ開けでこの2本の流れをスムーズにすることで、全身の気の流れを整えられます」

インナー風水で自分自身の気を高め、運気をアップさせよう!以下で早速、邪気を出す方法をご紹介。

邪気を出す

良い気を取り込むには、まず体の中の悪い気を出す必要がある。「邪気は人間の急所であるみぞおちに溜まります。ここに意識を集め、邪気を両脚に送り足裏から流します」。邪気出しでは呼吸がポイント。吸う・吐くともに15~20秒かけてゆっくりと。すると酸素がたっぷりと全身に行きわたり、気の流れを促せる。

1.足を肩幅に開いてリラックスして立つ。手のひらを上に向け、鼻で息を吸いながら10~15秒かけ腕を上げる。

邪気出し1

2.両手が頭の上に来たら、左手を前にして手をクロス。同時に顎を上げて視線は指先に。引き続き息は吸いながら。

邪気出し2

3.5秒かけて口から息を吐き、両手をみぞおちの高さまで下ろす。邪気を集める意識で。

邪気出し3

4.今度は5秒かけて息を吸い、同時に両肘を肩の高さまで上げ、両腕を外側に開く。

邪気出し4

5.手のひらを下に向けたまま、邪気を押し下げるイメージで両手を下げていく。息はゆっくり吐き始める。

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6.15~20秒かけて息を吐ききり、上体を倒して両手を床に。足裏から大地に邪気を流す。

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やまみつさん ツボ開け師。NPO法人氣功太極拳普及協会理事長。全日本武術太極拳東京7年連続優勝。国際ライセンス6段。インナー風水を広めるため全国でツボ開けの活動を行う。http://biospark-kikou.com

タンクトップ¥7,400 サルエルパンツ¥11,000(共にemmi yoga/エミニュウマン新宿店TEL:03・6380・1018)

※『anan』2017年10月4日号より。写真・小笠原真紀 スタイリスト・木村舞子 ヘア&メイク・高松由佳 モデル・莉帆(ナウファッション) イラスト・Ricco 取材、文・黒澤祐美 ※インナー風水は商標登録出願中。

(by anan編集部)

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