写真、文・料理家 SHINO
『鶏の照り焼き』
【キレイ食材でつくる美人レシピ】 VOL. 20
キレイ食材は、ピーマン。
スーパーで年中見かけるピーマン。緑色のピーマンは未熟果で、完熟させると赤ピーマンになります。赤いピーマンのほうが甘味がありますが、赤くなるまでに日数がかかるため、効率よく収穫できる緑色のピーマンのほうが多く流通しています。今ではハウス栽培が盛んで、一年中いつでも手にとることができます。
見るからに栄養素がたっぷりという印象ですが、まさに優れもの。まず代表とされる栄養素がビタミンCです! レモンが代表格ですが、ピーマンに含まれるビタミンCの量はレモンと同等かそれ以上です。だいたいピーマン1個あたり約80ミリグラムのビタミンCが含まれています。これは野菜の中ではかなりトップクラス!
ビタミンCは、美容に大変良い役割を果たしてくれます。コラーゲンの生成に関与し、お肌の潤いをキープしてくれるほか、メラニン色素を分解してくれる働きがあるので、夏の日焼け対策には欠かせません。またビタミンCは熱に弱い性質がありますが、ピーマンのは熱に強く、抗酸化ビタミンのカロテンやビタミンEも油と一緒に摂ると吸収が高まりますので炒め物がオススメです!
優秀すぎるほどのお野菜、ピーマン。調理法もさまざまあるのでぜひ、日々の食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。
材料はこちら!
【材料(2人分)】
鶏もも肉(唐揚げ用) :200~250g ※ひと口大サイズに切り分けます
ピーマン :1個
(照り焼き調味料)
きび砂糖 :小さじ1/2
酒 :大さじ1と1/2
みりん :大さじ1
しょう油 :大さじ1と1/2
オリーブ油 :適量
塩 :適量
では、作ります! ピーマンを切ります。
ピーマンは半分に切り、種を除きます。
1個を縦に6等分に切り分けます。
ピーマンをさっと焼きます。
プライパンにオリーブ油を熱し、ピーマンを加えます。
塩を少々振りかけ、さっと炒めます。
鶏肉を焼きます。
フライパンにオリーブ油を熱し、鶏肉を皮目から入れ焼きます。
皮目を押さえつけるように焼きます。
へらなどで鶏肉を鍋底に押さえつけ、皮目をしっかりと焼きます。
裏返します。
皮目にこんがりと焼き色がついたところで裏返します。
両面に焼き色がついたところで調味料を加えます。
両面に焼き色がついたところで、調味料(きび砂糖、酒、みりん、しょう油)を加えます。
たれを中火で煮立つめ、両面を返しながら、絡めます。
中火でたれを煮立つめ、両面を返しながら、絡めます。
おいしさのアレンジポイント!
お好みで仕上げにいりごまを散らすのもおすすめです。
さっぱりと仕上げたい方は鶏むね肉を使ってくださいね。