「巳の日」にするとよいことは?
己巳(つちのとみ)は「ふやす」「使う」「貯める」すべてに良い日。
ヘビには弁才天とのつながりがあることから、巳の日にも金運アップのご利益があるとされている。「巳の日は、『己巳』『辛巳』『癸巳』『乙巳』『丁巳』という5種類があり、最も縁起が良いのは己巳です。お金を『ふやす』『使う』『貯める』といういずれの行為にも、本格的な巳の日の活用法として効果があります。この日は、ヘビをお祀りする寺社で縁日が行われることもあるので、訪れてみるといいでしょう」
◎2025年(令和7年)の己巳の日
3月1日(土)、4月30日(水)、6月29日(日)、8月28日(木)、10月27日(月)、12月26日(金)
巳年に行くとよい場所は?
弁才天が祀られている島の寺社へ。
巳年といえば、弁才天。「やはり弁才天と縁の深い場所に行くのが、巳年のいい運気を取り入れるには一番でしょう。なかでも弁才天を祀っている寺社がおすすめで、なおかつそこが“島”であることがポイントです。弁才天のルーツはヒンドゥー教の女神サラスヴァティー。この女神は島や水と縁が深いことから、島にある弁才天の寺社が、縁起がいいと考えられ、お参りをすると運気のアップが期待できます」
PROFILE プロフィール
藤本宏人さん
35年以上、日本の文化や歴史、精神を研究する「ご利益の専門家」。近著は『お金の秘伝』(サンマーク出版)。毎日の暦で「良いこと」だけを抽出した人気のメルマガ「ご利益1万倍のこよみメール」を、絶賛配信中。