【COVER STORY】王道デニムコーデで全開放、木村さんのエターナルな輝き! 表紙に偶然現れた“小さな奇跡”にも注目を。

ライフスタイル
2024.12.17

12/18(水)発売のanan2427号「チャージ&デトックスRecipe」特集の表紙は木村拓哉さん。 表紙撮影のエピソードを紹介します。

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冬を乗り切る栄養満点で美味しいレシピをご紹介する、冬のチャージ&デトックスレシピ特集。表紙を飾ってくれたのは、12月30日から映画『グランメゾン・パリ』が公開される木村拓哉さん。その撮影の模様をお届けします。

木村さんが型破りなシェフ・尾花夏樹を演じて大ヒットしたドラマ『グランメゾン東京』。今回、ドラマの次の展開を描く映画が公開されるということで、このレシピ特集の表紙を飾っていただくことに。グラビアでは、木村さんに雰囲気の異なる3つの衣装を着ていただこうと考えて、まさにチームグランメゾンが料理のコースを考えるように、ananのスタッフもコーディネートの展開を一つずつ考えていきました。

最初に決まった衣装は、フォーマルなタキシード。ドラマを見ていた人はご存じのように『グランメゾン東京』はミシュランの三つ星を目指しオープンしたレストランであり、一流のサービスと珠玉の料理を提供する憧れの空間。その作品の世界感に沿って、エレガントな大人の男性を表現したいと考えました。

次に決まったのは対極にあるリラックスした衣装。ドラマ内でも、帰宅後やオフはゆるっとした服装でくつろいでいる様子がたびたび描かれていましたが、店ではシェフコートでバリッとキメているだけに、そういった場面でのやわらかい表情とのギャップが印象的でした。凛々しいスタイルに続いて、チャーミングな木村さんの写真も撮りたいと考え、今回は少し風合いのあるニットスタイルをご用意していただくことに。

そして3つめを何にするか。「みんなは一体どんな木村さんが見たいのだろうか」と話し合うなかで、出た結論は、原点回帰の王道アメカジスタイル。“THE木村拓哉”ともいうべき、直球のデニムスタイルにあらためてトライしようということになりました。
お着替えすると、衣装に合わせて表情やムードも自在に変化するのが木村さんのすごさ。まずは最初のタキシードに着替えて、凛々しく颯爽とスタジオに登場。小道具として白い薔薇を用意したのですが、無造作に花束を持って見つめたり、ひとひらの花を口にしたり、様々な表情やアイデアを次々に見せてくれます。2ポーズめのニットスタイルのとき、最初は前の衣装の流れでクールな表情を見せてくれていたのですが、「くつろいだ表情や笑顔を撮りたい」というリクエストをお伝えすると、一瞬表情をリセットした後、ゆったりした姿勢に切り替えていろいろなポーズやチャーミングな笑顔を見せてくれるという即応性!

そして最後に撮影したのは、不滅の王道デニムスタイル。お着替えされて出てきた瞬間に、思わず「おーっ」という声が皆から小さく漏れるほどの“これぞ”な感じ。パズルのピースがあるべきところにピタッとはまった感覚。小道具も背景も何もなく、ストイックな白い空間にただ彼がいるというだけで溢れ出す本物の存在感とオーラ。懐かしくも色あせない、木村拓哉というエターナルな存在にただただ圧倒される撮影でした。

撮影後、表紙に決まったのは、ご覧のデニムを着た寄りのカット。力強い視線とポージングがとりわけ印象的な一枚となっています。そして、このパーフェクトな表紙が出来上がって、見ていてふと気づいたことが。デニムのブルー、Tシャツの白、そしてTシャツに入ったロゴの赤・・・そこに浮かび上がったのは映画の舞台である“パリ”を象徴する3色のトリコロールカラーだったのでした! 図らずも現れた偶然の産物だと思うのですが(もしくは誰かの遊び心?)、それさえも木村さんらしいというか、必然のミラクルだったのだな!と妙に納得し、感心した担当なのでした。(S)

MAGAZINE マガジン

No.2427掲載2024年12月18日発売

チャージ&デトックスRecipe

寒くて免疫力が下がりがちな冬。不要なものをデトックスしつつ、必要なエネルギーをストレスなくチャージすることで、食から体を整えるためのレシピ集。初心者のための“せいろ蒸し”、長谷川あかりさんが教える“養生粥”、世界のあったかスープ、のせるだけチャージ丼など、簡単でおいしい旬のレシピが盛りだくさん。

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