男性脳の特徴について脳科学コメンテーターの黒川伊保子さんに教えて頂きました。
恋愛対象の間口が広い。
生殖リスクの少ない哺乳類のオスは、自分の遺伝子を多く残すためバラマキ戦略をとる。
「恋愛ターゲットはかなり広く、目の前の女性が著しく発情すれば、つられて発情するほどの鷹揚さがあります。男性が“つかの間の恋”にいつでも対応できるのは、そのせい」
浮気は嬉しくないが、女性と違って、恋愛感情がいきなり冷めることも少ないのだそう。
「だから、ちょっとした言動で、男性に嫌われたらどうしようと悩むことは無用です」
沈黙で癒される。
男性は時にボーッとしていて、女性の言葉にすぐ反応してくれないことがあるけど、これは脳のリフレッシュにとって大切な時間。
「女性に比べてしゃべることが苦手で、むしろストレスの原因にもなる男性脳は、言語機能を休ませる時間が必要。無言でボーッとしていると、左右脳の連携が断たれ、それぞれを深く広く使え、脳全体を活性化させられるのです。彼が問題を抱えているときは、言葉を引き出そうとしないことが思いやりです」
切り替え型。
男性脳は残念ながら、一度にいくつものテーマを取り扱うことができない。
「マルチタスクをこなせる女性とは違い、男性の場合、思考のテーブルには一度に1つずつしか題材を乗せることができません。そのため、仕事とプライベートの切り替えに何十分もかかるほど。例えば、女性は3分に1回は大切な人を思い出しますが、男性は違います。仕事中にメールを送って、彼がなかなか返事をくれなくても仕方ないことなのです」
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