山田涼介さん今年2度目のanan表紙は
和の美しさを体現した、しとやかな夏着物で。
祇園祭のシーズンに突入し、一年の中でも特に盛り上がりを見せている京都。約5年ぶりとなるananまるごと一冊の京都特集の表紙を飾るのは、Hey! Say! JUMPの山田涼介さんです。以前には新選組・沖田総司の演技にも挑戦したことのある山田さんに、磨き抜かれた美しい所作で、クラシックに、モダンに、和の世界観を表現していただきました。
とある由緒ある邸宅ではじめに撮影をしたのは、表紙にも選ばれた夏の着物スタイル。粋な着物姿ながら「お願いします〜」と柔らかな雰囲気でお部屋に来られた山田さん。直前に今回の特集やコンセプトをお伝えしていたからか、お部屋に入るやいなやすぐに、畳で、縁側で、佇み、黄昏れ、扇子を広げ…と、こちらからリクエストをせずともスマートな身のこなし。その1ショット1ショットの完成度の高さ、一切無駄なし。圧倒される美しい動きに、その場の全員が「おぉ…」と場所を変えるたびに感嘆の声を漏らしながら、ただ見守る&見惚れる凛とした時間が流れていきました。
2つ目のシチュエーションは一気にモダンに振り切った、着物のパターンをデザインに落とし込んだファッショナブルな衣装で。こちらは“洋”のテイストも少し混ざった部屋を使い、柔らかい木漏れ日が差し込むソファや壁で、山田さんの恍惚とした魅力を表現。前のシチュエーションとは変わり柔らかい表情をお願いすると、「ここで笑うの⁉︎」と驚きながらも完璧な表情管理で、自発光とも思える輝きと目に光が差し込んだ透明感溢れるショットが実現しました。
2パターンのシャツスタイルは、艶やかさのある白シャツ、華やかさ満点の柄シャツで、これまた全く異なる仕上がりに。凛・美・艶・輝、4つの角度から捉えた山田さんの姿は、自然と物語のような壮大さを持ち、4編にわたるフォトストーリーとしてお届けする形となりました。
歴史ある重厚感に包まれた館と達観した山田さんのオーセンティックなセッション。和コンセプトで通底した、貴重で雅なグラビアをお楽しみに。ちなみに撮影が終わると、スッと力の抜けた笑顔に戻った山田さん。最後には苺サンドをゲットして、インタビューでは楽しそうに旅の思い出を語っていました。(NF)
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